[3/18宇都宮クリテリウム]
開催地:栃木県宇都宮市清原工業団地15-4
09:50 予選1組(3㎞×5周 15㎞) 吉岡・岸・新城
10:15 予選2組(3㎞×5周 15㎞) 下島・柴田
13:00 決勝(3㎞×20周 60㎞)
出走メンバー
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
・新城銀二
(西尾選手は故障調整中)
3月18日、国内ツアーの開幕戦となる宇都宮クリテリウムが宇都宮市清原工業団地で開催されました。2組に分かれた予選を通過した100名のトップレーサーが、1万人の観衆に包まれ熱いレースを繰り広げます。
ブラーゼンは、全員が無事予選を通過し、平坦なクリテリウムレースを得意とするスプリンター下島選手をエースに2017シーズンを占う重要な開幕戦に臨みました。
レースは、序盤からいくつかアタックがかかるものの、大きな展開の変化はなく、大集団で進みます。ブラーゼンは、吉岡選手・柴田選手・新城選手が中心となって各チームのアタックに反応します。
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
この日は、各チームの実力が拮抗していることや、マトリックスパワータグが集団スプリントの展開を望んでいることなどが影響し、ほとんど逃げが許されない、特殊な展開となりました。16周目になると、序盤から前方で献身的に良い動きを見せていた柴田選手が単独で抜け出し、揺さぶりをかけますが、これも大きな動きにはならず集団に吸収。
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
スタートから集団は一つで進み、残り10㎞を切るとゴールスプリントへ向けた動きが活発になります。ブラーゼンは、スプリント力のあるエース下島選手のために、岸選手・吉岡選手が前方に位置取ります。残り2周回のホームストレートでは岸選手が吉岡選手を引き連れて先頭に立ちますが、下島選手を上手く後方に従えられず連携に乱れが出てしまいます。
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
残り1周回になってもブラーゼンは、上手く隊列を整えられず、最後は完璧なチームワークで発射されたマトリックスパワータグの吉田隼人選手が優勝。
アシストを務めながらも、最後は急きょ自身でスプリントに参加した吉岡選手が、ピュアスプリンターと競り合い、11位でゴールとなりました。
アシストを務めながらも、最後は急きょ自身でスプリントに参加した吉岡選手が、ピュアスプリンターと競り合い、11位でゴールとなりました。
清水監督のコメント
「今日は逃げが全く決まらない珍しい展開でしたが、後手に回ることもなく、初戦にしてはしっかりと戦えていたかと思います。最後は上手く連携が取れず、また下島選手も調子が良かったわけではなかったようで、満足いく結果を得られませんでしたので、そこは非常に残念です。ただ、全体的に一人一人の動きの感触は悪くないので、平坦系のレースに関しては今後期待が持てると思います。シーズンは長いので1戦1戦、前を向いて戦い続けます」
©YUKIO MAEDA/M-WAVE