UCI2.2 [ツール・ド・とちぎ]

大会公式webサイト→http://www.tourdetochigi.com/
LIVE配信→https://freshlive.tv/roadrace
◆第2ステージ◆
開催日: 2017年4月1日(土) 10:00~
開催地: グリーンパークもてぎ~道の駅那須高原友愛の森
レース距離: 102㎞

出走メンバー

・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
・新城銀二


ツール・ド・とちぎ第2ステージは、この日も逃げ切りが決まり最終的に12名の争いに。総合リーダーも入れ替わる激しい展開となりました。

前日の第1ステージで総合上位が難しくなったブラーゼンは、ステージ優勝に絞って前半から動いていく作戦をとります。
この日のスタート地点は茂木町で、8㎞地点に登りがあることから序盤から緊張感が高まります。

総合リーダーのチーム右京に対して攻撃を仕掛けたいキナンサイクリングが激しく動く中、ブラーゼンも吉岡選手が序盤から積極的にからアタックを仕掛け、抜け出しを図ります。

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【序盤からアタックを仕掛ける吉岡選手】
©Hideaki TAKAGI


8㎞地点から登りが始まると、キナンサイクリングのアタックで集団はバラバラに。ここまでの動きでやや脚を使いすぎた吉岡選手は遅れを喫し、下島選手と新城選手と共に3人でメイン集団への復帰を目指します。

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【メイン集団への復帰を目指す3選手】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

最初の登りが終わると先頭集団は30人以下に。ここには柴田選手が入ります。

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【激しい山岳の攻防で出来た30人ほどのグループに柴田選手が入る】
©YUKIO MAEDA/M-WAVE

その後那須烏山市の平坦区間でも先頭はアタック合戦が続き、柴田選手が一人で各チームのアタックに反応しますが、30㎞地点を過ぎて13名の抜け出しを許してしまいます。

先頭のメンバーは、総合逆転を狙う宇都宮ブリッツェン、キナンサイクリング、マトリックスパワータグ、アタッキ・チームグストが複数名を乗せ逃げ切りを狙います。

序盤でバラバラになった選手たちはチーム右京がコントロールするメイン集団にまとまり、後半戦にむけてレースを消化していきます。やがて総合上位選手がメイン集団に取り残されているブリヂストンアンカーもメイン集団の牽引に加わります。

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【メイン集団内で走る岸選手と吉岡選手】
©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

ブラーゼンも下島選手と新城選手が牽引に加わります。チーム右京も追走を続けますが、アシスト選手が徐々に遅れ、下島選手と新城選手も力を尽くしレースを終えます。

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【新城選手がこの日もチームの為に集団を牽引する】

©Hideaki TAKAGI

 

そのままメイン集団のペースは上がり切らず、逃げ切りが濃厚に。
先頭集団では、3名を残すキナンサイクリングが入れ替わりアタックを仕掛けますが、大きく引き離すことは出来ず、12名での小集団スプリントへ向かいます。

アタッキ・チームグストのベンジャミン・ヒル選手が先行しますが、後方からさらに伸びたトレンガヌのバトムンフ選手が優勝を飾りました。

ブラーゼンは1分5秒遅れのメイン集団でゴールした吉岡選手が19位となっています。
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【吉岡選手がメイン集団の7番手でゴール】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

―リザルト―
1位  マラル=エルデネ・バトムンフ(トレンガヌ) 2:23’43”
2位  ベンジャミン・ヒル(アタッキ・チームグスト)  ″
3位  ジャイ・クロフォード(キナンサイクリング)   ″
19位 吉岡直哉(那須ブラーゼン)        + 01’05”

第2ステージ全リザルト→http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2017/04/C03-Stage2.pdf

清水監督のコメント
那須町にゴールする第2ステージで選手達は気合いが入り過ぎたせいか、果敢に攻撃しましたが今日も勝ち逃げ集団に誰も入れず厳しいレース展開となりました。後手に回った集団を下島選手と新城選手が牽引して前に追い付く動きをしましたが、13名で形成された逃げ集団に追い付けずメイン集団内でのゴールとなりました。集団牽引に力を使い果たした下島選手と新城選手は残念ながらDNFとなり明日の第3ステージは走れません。チームの為に必死に仕事をしてくれた結果です。残る3選手が下島選手、新城選手の想いを汲み最後まで諦めず走ります。結びになりますが今日は沿道で沢山の応援ありがとうございましたホームで結果を出せなかったのは残念ですがまだ終わった訳ではないので明日も応援宜しくお願いします