JCF[チャレンジサイクルロードレース]
(ELITE)
・新城銀二
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©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY
この日もチームのエースは吉岡選手。過去にこのコースで何度も優勝をしている相性の良いコースで吉岡選手を勝たせるべく下島・岸・柴田選手がアシストを務めます。
【まとまって走る4選手】
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レース前に降った強い雨によって路面はウェットコンディションのままスタートとなりました。序盤からレースペースは速く、ブラーゼンは前方で宇都宮ブリッツェン・シマノレーシング・愛三工業などとともにペースを作ります。厳しい登坂が繰り返されるコースに集団は徐々に小さくなります。
3周目になると、速いペースの中から愛三工業・早川選手がアタック。これにシマノレーシング・秋丸選手と吉岡選手が反応し、協調して抜け出します。遅れて宇都宮ブリッツェン・岡選手、リオモベルマーレ・横塚選手、シマノレーシング・西村選手が合流し6名の先頭集団が形成されます。
さらに4周目には単独でシマノレーシング・入部選手が追いつき先頭は7名に。
速いペースの中から抜け出した先頭集団はローテーションを繰り返し、メイン集団との差を順調に広げていきます。その後、追走で力を使った入部選手が遅れ先頭は6名となりますが、メイン集団も人数が徐々に減り、タイム差は2分へと拡大。
【吉岡選手が有力選手たちと飛び出す】
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エース吉岡選手を先頭に送り込み、ブラーゼンとしては良い展開でしたが、ゴールまで残り40㎞を切ったところで、ここまで先頭6名の中でも余裕をもって走っていた吉岡選手がパンクに見舞われてしまいます。サポートカーのない今回のレースでは、成す術がなく、吉岡選手はそのままリタイヤすることに。
先頭にチームメイトがいなくなったため、柴田選手と岸選手がメイン集団で追走を続けますが、その差は詰まらず先頭は5名での争いになります。
ブリッツェン岡選手と愛三早川選手がアタックを仕掛けますが決定打にはならず、何度か遅れながらも食らいつき最後はゴール前で猛烈なアタックを決めたリオモベルマーレの横塚選手が優勝を飾りました。
【追走を続ける柴田選手】
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メイン集団で追走を続けた柴田選手は終盤にパンクしメイン集団から遅れてしまい15位、岸選手は20位でゴール、レース前に体調不良を訴えていた下島選手はリタイヤ。レースを完走したのは20名とサバイバルなレースでした。
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―リザルト―
3位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) + 10”15位 柴田雅之(那須ブラーゼン) + 5’26”
20位 岸崇仁 (那須ブラーゼン) + 8’45”
〈U23〉
アンダーカテゴリーも序盤はハイペースで進みます。2周目に6名が飛び出しますが、1周ごとに5名→4名と人数を減らし、集団もハイペースで追走を続けます。6周目には先頭は吸収されますが、ここまでのハイペースな展開で集団の人数は30名ほどに絞られ、新城選手はメイン集団から遅れてしまいます。
その後、何度か先頭はシャッフルされ、残り2周で10数名が抜け出します。残り1周回になると、先頭から中央大学・橋詰選手がアタック。この動きはゴール前に吸収されてしまいますが、最後はチームメイトの中央大学・尾形選手が優勝。
遅れた集団でゴールを目指した新城選手は34位となりました。

【新城選手は今後登坂力の向上が期待される】
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2位 中井唯晶(京都産業大学) + 1”
34位 新城銀二(那須ブラーゼン) + 5’06”
チャレンジサイクルロードレース全リザルト→http://challengeroad.com/wp-content/uploads/downloads/2017/04/COM7_21-1.pdf