ツール・ド・熊野 第1ステージ
開催日時:6月2日(木)
開催地: 和歌山県新宮市 赤木川清流コース
レース距離:16.3㎞×7周回 114.1㎞
レース距離:16.3㎞×7周回 114.1㎞
《出場選手》
No.121 吉岡直哉
No.122 下島将輝
No.123 西尾勇人
No.124 岸崇仁
No.125 柴田雅之
No.126 新城銀二
ツール・ド・熊野 第1ステージは赤木川沿いを往復する16.3㎞×7周回のレース。
平坦基調のスピードコースで、集団は序盤からハイスピードで展開します。4日間の総合成績を争う、個人総合順位は第2ステージの山岳で動きがあるかと思われましたが、今回はこの第1ステージから、総合系の選手たちが積極的にアタックを仕掛けます。
2周目入ると10人ほどが先行し、これを追ってメイン集団からいくつかの追走グループが出来ます。新城選手が3名で集団から飛び出しますが、先頭に合流することは叶わず、しばらくして集団に吸収。

【新城選手を含む3名の追走】
©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY先頭は、チーム右京のオスカル・プジョル選手、マトリックスパワータグのホセ・ビセンテ選手など、総合優勝の有力メンバーを多数含んだ18名。メイン集団は、チームグスト、セントジョージコンチネンタル、タイコンチネンタルチームが牽引します。そこからしばらく先頭とメイン集団のタイム差は、2分ほどで推移。
5周目に入ると、愛三工業レーシングチームと共に、西尾選手がメイン集団のローテーションに加わり、タイム差は1分30秒程に縮まります。

【ツール・ド・熊野が復帰戦となる西尾選手が仕事をこなす】
©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANYその後、新城選手と岸選手も集団を牽引しますが、17名になった先頭集団は強力で、残り1周となっても差が詰まりません。

【集団を牽引する岸選手】
©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY
最終的には、17名の逃げ集団がメイン集団に1分22秒の差をつけ、シマノレーシングの入部選手がスプリントを制し優勝。ブラーゼンの最高位は、メイン集団の4番手でゴールとなった下島選手の21位。
©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY
【柴田選手はコンディションが悪く本来の力を発揮できずにDNFとなった】
©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY
清水監督のコメント
「第1ステージは下島選手のスプリントで表彰台を目指すことと、総合成績を狙う吉岡選手を遅らせないように展開することが目標で した。 結果は17名の勝ち逃げ集団に誰も入ることができず後手を踏み厳しい展開となりました。 変わりゆく展開に臨機応変に対応できなかったことが原因です。レース後のミーティングで課題を浮き彫りにし皆で共有したことを明日へ繋げます。 トライ&エラー!勝つべきレースで勝てるように明日も挑戦します」
—リザルト—
1位 入部正太郎(シマノレーシング) 2:33’30”
2位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) ”
3位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワー) ”
21位 下島将輝(那須ブラーゼン) +1’22”