ツール・ド・熊野 第2ステージ

開催日時:6月3日(土)

開催地: 三重県熊野市 熊野山岳コース
レース距離:109.3㎞

 

《出場選手》

No.121 吉岡直哉

No.122    下島将輝

No.123    西尾勇人

No.124    岸崇仁

No.126    新城銀二

 

第2ステージは、三重県熊野市をスタートし、風光明媚な「丸山千枚田」を2回、厳しい登りと国内最難関の下りセクションを含む「札立峠」を登る山岳コース。

ブラーゼンは、第1ステージで総合順位を落としているので、この日は吉岡選手が序盤から積極にアタックを仕掛けます。

 

【吉岡選手が序盤から積極的に仕掛ける】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

激しいアタック合戦の末、20㎞地点で10人の逃げグループに入り先行します。
逃げのメンバーは、マトリックスパワータグのホセ選手、ブリヂストンアンカー西薗選手、キナンサイクリングチームのトマ選手など登りに強いメンバー。

 

【丸山千枚田を登る強力な逃げ集団】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

集団はタイム差1分程度で、リーダーチームのシマノレーシングがコントロール。1回目山岳ポイント「丸山千枚田」は吉岡選手が先頭集団、岸・下島・新城選手がメイン集団でクリアします。前日の集団牽引で力を使った西尾選手は、まだ本調子でないこともあり、ここで遅れてしまいます。

千枚田でメイン集団からもいくつかアタックがかかるものの、吉岡選手らの先頭集団はリードを保ち、最難関の「札立峠」に入ります。強力な海外勢と共に、中盤まではペースを維持していた吉岡選手ですが、山頂を前にドロップ。第2集団に収まります。

 

【得意なコースではないが岸選手は安定して第2ステージをこなした。明日第3ステージに期待がかかる】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

先頭は、さらにアタックがかかり6名になり最後の山岳・2回目の千枚田へ。
ここで更に抜け出したホセ選手とトマ選手がゴールまで逃げ切り、トマ選手が優勝を飾りました。
総合リーダーは、第1ステージでも逃げ切りを果たしたホセ選手。
吉岡、岸、新城選手が遅れてゴール。下島選手と西尾選手はDNFとなりました。

 

【成長を続ける新城選手が、昨年越えられなかった第2ステージをクリアした】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

最終ステージは、マトリックスパワータグの牙城を、その他のチームがどう崩すかという総合争いが激しくなります。
ブラーゼンは総合争いの隙をついてステージ優勝を目指します。

 

【吉岡選手は強力な外国人選手との力勝負の末、力を使い果たしてゴールとなった】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

清水監督のコメント
「作戦通り吉岡選手が逃げ集団に入り勝負しましたが力勝負で負けました。挑戦してのことなので後悔はありません。TOJでは逃げ集団を外していたので今回のアタックでレース感(自信)が戻ることを期待します。残念ながら下島選手、西尾選手が途中でレースを終えました。明日は3人でステージ優勝目指し走ります」

 

—リザルト—

1位  トマ・ルバ(キナンサイクリング)       2:39’46”

2位  ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)     ”

3位  マルコス・ガルシア(キナンサイクリング)           +38”

40位  岸崇仁(那須ブラーゼン)            +6’58”

50位  吉岡直哉(那須ブラーゼン)           +7’21”

57位  新城銀二(那須ブラーゼン)           +10’31”

 

 

全リザルトはこちら→http://www.nspk.net/tdk/2017/C04-Stage2.pdf