ツール・ド・熊野 第3ステージ

開催日時:6月4日(日)
開催地: 和歌山県太地町 太地半島周回コース
レース距離:10㎞×10周回
《出場選手》
No.121 吉岡直哉
No.124    岸崇仁
No.126    新城銀二
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【ツール・ド・熊野最終ステージがスタート】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

ツール・ド・熊野 最終ステージは、和歌山県太地町の太地半島を使った1周10㎞の周回コース。登り・下り・平坦・連続するコーナーなど、ロードレースの要素が全て詰まった厳しいコースで4日間のステージレースが幕を下ろします。
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【最終ステージの舞台は 南国を思わせる海沿いの町 太地町】
©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY
レースがスタートすると、1周目の登り区間を経て、ブリヂストンアンカーのダミアン・モニエ選手が単独で飛び出します。総合順位で遅れているダミアン選手の飛び出しを集団は容認。
しばらく30秒程度の差で逃げ続けます。
メイン集団内では、アタックがかかり続け、総合争いの選手たちに加わって吉岡選手と岸選手が抜け出しを図ります。
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【2日連続で積極的に仕掛ける吉岡選手】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

長いアタック合戦の中から、5周目になると8名のまとまった追走集団が形成。この動きにブラーゼンからは選手を送り込めず、以降はメイン集団内でチャンスを待ちます。

追走のメンバーは協調して前を追うものの、8人全員の利害が一致している訳ではなく、またダミアン選手の勢いも衰えを知らず、残り距離が少なくなるにつれ、その差は30秒から1分台へと開いていきます。

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【吉岡選手と岸選手がメイン集団でチャンスをうかがう】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

最終周回に入っても、ダミアン選手と追走メンバーの差は1分以上。そのまま独走で優勝を飾りました。
ブラーゼンはメイン集団で吉岡選手と岸選手がゴールし、新城選手は、やや遅れてゴール。
4日間で完走は48名という厳しいステージレースが終わりました。
清水監督のコメント
「総合成績に関係のない逃げ集団に入りステージ優勝を目標にスタートしましたが、逃げ集団を外してしまい勝負できませんでした。
他チームの外国人選手の仕上がり具合に危機感を感じた3日間となりました。
焦る気持ちもありますが今できることをしっかりと行うことが大切だと思いますので、先ずは次戦のJPTホーム戦へ向けてチームの士気を高めます」

 
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【アシストの仕事をこなしながら厳しいステージレースを走り切った新城選手】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

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【厳しいステージレースにおいても岸選手の走りは安定している】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

—リザルト—
1位  ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)         2:39’46”
2位  ジョン・アベラストゥリ(チーム右京)             ”

3位  土井雪広(マトリックスパワータグ)                   +38”

20位  吉岡直哉(那須ブラーゼン)                +’44”
32位  岸崇仁(那須ブラーゼン)                 +44”

42位  新城銀二(那須ブラーゼン)                +1’07”

チーム総合 9位