那須塩原クリテリウム
レース距離:予選2.3㎞×10周回=23㎞ 決勝2.3㎞×23周回=53.9㎞
《出場選手》
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・西尾勇人
・柴田雅之
・新城銀二
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
ブラーゼンにとって初となるホーム戦がやってきました。1日目はクリテリウム。那須塩原駅前の大通りを使った2.3㎞のコースは、3か所のUターンがレースを厳しいものにします。
路面コンディションがウェットだったこともあり、レーススタート直後から激しいコーナーの加減速で遅れていく選手が続出します。
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ブラーゼンは、序盤にまさかのアクシデント。下島選手と柴田選手が落車してしまい、この日のエースを失うことになってしまいます。
逃げは出来ませんが、レースの半分を消化するころには、100人いた集団が40人以下に。ブラーゼンからは、この集団に吉岡選手、岸選手、新城選手が残ります。
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5周回ごとに設けられたスプリント賞の2回目を終えると9人の逃げ集団が形成されます。
メンバーは、宇都宮ブリッツェンから阿部、岡、雨澤と3名、マトリックスパワータグからは、ホセ・ビセンテ、アイラン・フェルナンデスの2名など。ブラーゼンは新城選手がこの集団に加わります。
先頭の逃げ集団は差を10秒程度に保って逃げ続け、15周目のスプリントポイントへ。
ビデオ判定までもつれた雨澤選手との競り合いの結果、新城選手がスプリント賞を獲得します。
その後、新城選手は力尽き後方に下がってしまいますが、ホーム戦において重要な表彰台を確保しました。
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レースはしばらく、宇都宮ブリッツェンが積極的に逃げ続ける先頭集団とスプリンター吉田選手を抱えるマトリックスパワータグの牽引するメイン集団という構図でしたが、先頭にメンバーがいなくなったブラーゼンも岸選手がローテーションに入り始めます。
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逃げ切りも見えてきた終盤、残り3周回で宇都宮ブリッツェン岡選手がアタック。これをマトリックスパワータグのホセ選手がチェックし、2名が飛び出します。ホセ選手は、後方にエーススプリンターがいるため先頭には出ません。しかし、岡選手は一人先頭でスピードを維持し続け残り2周。ここでメイン集団からマトリックスパワータグの吉田選手が遅れ、これを見たホセ選手がアタック。ここまで、レース展開を見て、うまく力をためていたホセ選手が、岡選手を引き離し独走で優勝となりました。
ブラーゼンは、岸選手が10位、吉岡選手が12位でゴールでした。
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初開催のホームレースは、順位こそ振るいませんでしたが、新城選手の表彰台獲得と、岸選手の好調ぶりがうかがえ、2日目のロードレースに期待がかかります。
清水監督のコメント
「早々に落車で下島選手、柴田選手がリタイアを余儀無くされました。急遽プランが変更となり吉岡選手、岸選手、 新城選手の3名で奮闘しましたが後手を踏む展開となりました。その中でも新城選手が、スプリント賞を獲得してくれたことは評価したいと思い ます。明日は怪我の影響で柴田選手の出場が厳しそうなので5名の出走と なります。
応援宜しくお願いします!」
【新城銀二選手が初開催のホームレースでチームに表彰台をもたらした】
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—リザルト—
1位 ホセ・ビセンテ 1:11’46”
2位 岡篤志 +03”
3位 小野寺玲 +13”
10位 岸崇仁 +14”
12位 吉岡直哉 +14”
全リザルトはこちら→http://www.jbcf.or.jp/images/2017/06/2017nasu_cr_result.pdf