レース距離:21.5㎞(標高差1313m 平均勾配6.4% 最大勾配9.4%)
レースレイティング:A―h
《出場選手》
・吉岡直哉
・下島将輝
・西尾勇人
・岸崇仁
・柴田雅之
※新城選手は故障により離脱中
公式ページ →http://www.jbcf.or.jp/races/20170924_id=14182
レース映像はこちらからいつでも見ることが出来ます→https://www.youtube.com/watch?v=w7tihHbxBZs
前橋2戦目 赤城山ヒルクライム
群馬県前橋市での2連戦2日目は赤城山を登るヒルクライム。
登坂距離は21㎞と長く、ゴールタイムは1時間弱が予想されました。前半の8㎞ほどは緩勾配でスピードが乗るため、アシスト選手の働きも重要になります。
レース序盤から先頭でマトリックスパワータグがペースを作ります。向川選手や佐野選手と共に、前日の優勝者吉田隼人選手がアシストとして集団を牽引。
ブラーゼンは前半の緩斜面を西尾選手や岸選手が中心となって吉岡選手のためのポジショニングをします。
吉岡と柴田が健闘するも表彰台を逃す
およそ10㎞地点から勾配がきつくなり始めると、土井選手、アイラン選手がさらにペースをあげ、集団は20人ほどに絞られます。
ここまでは吉岡選手と柴田選手が順調に集団に残りましたが、13㎞地点でホセ選手がアタック。吉岡選手が反応しますが、やや間をあけられてしまいます。やがて米谷選手(リオモベルマーレ)、湊選手(シマノレーシング)、田窪選手と小集団形成し、その後ろの第3集団で柴田選手が追走します
しばらくは差を一定に保って追走しますが、ホセ選手がじわじわとその差を広げていき、最終的には第2集団に39秒の差をつけて優勝。今季は圧倒的な登坂力を発揮し続けています。
吉岡選手は追走集団の後方でゴールし5位。柴田選手がみやだヒルクライムに続き8位でゴールしました。
©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY
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ーリザルトー
1位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ) 56’31”
2位 田窪賢次(マトリックスパワータグ) +39”
3位 米谷隆志(リオモ・ベルマーレ) +51”
5位 吉岡直哉 +1’17
8位 柴田雅之 +1’24”
公式リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2017/09/2017akagi_hc_result.pdf
清水監督のコメント
「今日のヒルクライムは吉岡選手と柴田選手が序盤にストレスを感じない様に他の選手で位置取りする様に伝えました。マトリックスがコントロールしてくれたお陰もあって難無く勝負所まで行くことができました。しかしホセ選手が強かったです。吉岡選手が追走集団を懸命に引きましたが届かず5位でのフィニッシュとなりました。柴田選手も後続集団で粘って8位に入り、久し振りに2名がシングルフィニッシュ出来ました。表彰台は逃しましたが今のベストは尽くせたと思います。表彰台は、あと一歩の所で逃しているので、この一歩を皆で埋めていきます。那須から応援に駆け付けて頂いた方々を始め、応援ありがとうございました!来週はレースが入っていないので輪島ロードへ向けてトレーニングに励みます」
柴田選手のコメント「レース序盤から下島さん、岸さんに位置取りをしてもらい、勾配がきつくなる所で脚を使わず集団前方に入ることが出来ました。ホセ選手のアタック後、第二集団が形成されそこに吉岡さんが入りましたが、自分は第三集団に残ってしまいました。この判断が今日の結果になりました。勝負所で吉岡さんの為に脚を使えなかった事が何もよりも悔しいです。しかし、この群馬2連戦で、練習では得られない学びを沢山得ることが出来ました。自分の動きの一つ一つがチームの結果に結びつくことを更に意識して、次のレースに繋げていきます」

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