©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

開催日:2017年10月21日(土) 15:40スタート
開催地:栃木県宇都宮市大通り周回コース

レース距離 2.25㎞×15周=38.25㎞

《出場選手》
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・西尾勇人
・柴田雅之


ジャパンカップ開幕

年に一度のビッグレース「ジャパンカップ」がやってきました。
20日(金)のチームプレゼンテーションで大歓声で迎えられたブラーゼンは、地元チームとして表彰台獲得を目指します。クリテリウム、ロードレース共に、フィニッシュ順位のほかにも、スプリント賞や山岳賞などの特別賞が用意されており、2日間それぞれの得意なコースで全選手がこれら特別賞の獲得も狙って戦います。

 

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初日のクリテリウムは1周2.25㎞を15周回する38.25㎞。
4周・8周・12周にスプリントポイントが設定され、ブラーゼンはチャンスがあれば積極的に逃げに乗っていき、このスプリント賞獲得も目標にスタートしました。

レースがスタートすると現在ジャパンカップクリテリウム2連覇中の別府選手擁するトレック・セガフレードが集団を完全にコントロール。アタックをことごとく潰しながら集団をハイスピードで牽引し続けます。トレック以外のチームが代わる代わるアタックを仕掛け、柴田選手や、岸選手がアタックを仕掛けますが、すぐに集団に吸収される展開が続きます。

 

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集団スプリントに下島が挑む

途中のスプリントポイントも上手く抜け出しのタイミングが合わず、残念ながら3度のスプリント賞は全て逃すことになりました。
残るゴールスプリントで、下島選手が上位を目指し単独で世界レベルのスプリンターに挑むことになります。最終周回になるとトレックのコントロールに代わってLOTTO-NLが先頭に立ちペースアップ。しかし、最後の直線ではアシスト選手が全ていなくなり、集団は横並びで混戦状態となります。

 

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混戦の集団から抜け出したのはNIPPO-VINIFANTINIのマルコ・カノラ選手。残り200mで落車が発生する中、下島選手が後方からスプリントを開始しますが、カノラ選手はそのまま圧倒的な伸びを見せて優勝。下島選手はカノラ選手から少し遅れてゴールし7位。表彰台には届きませんでしたが、世界のトップスプリンターと肩を並べ、そのスプリント力の高さを証明しました。

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ーリザルトー

1位  マルコ・カノラ(NIPPO-VINIFANTINI)
2位  J.ロバト(LOTTO-NL)
3位  B.ヴェルテン(BMC)

7位  下島将輝(那須ブラーゼン)

 

清水監督のコメント

チームとしては例年通り序盤はアタック合戦になれば良いと思っていましたが、トレック・セガフレードが集団をコントロールし逃げを許さない展開となりました。大集団でスプリント賞周回に入った場合は下島選手がスプリントする予定でしたが、噛み合わず今年もスプリント賞を逃すこととなりました。Bプランのゴールスプリント狙いに切り替え下島選手が7位でのゴールとなりました。他の選手も途中アタックするなど見せ場を作りましたがトレック・セガフレードに封じ込められました。今日は表彰台を逃したので明日こそは表彰台に登れるように走ります。沢山の応援ありがとうございました。明日も引き続き応援宜しくお願いします!

 

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