開催日:2017年11月3日(金) 12:50スタート
開催地: 幕張メッセ前特設コース( 美浜区中瀬2-3 )
レース距離:810m×45周回=36.45㎞

《出場選手》
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁

公式ページ→http://www.jbcf.or.jp/races/20171103_id=15009


幕張メッセ前 1周810mのショートコース

Jプロツアー公式戦は全22戦が終了しましたが、エキシビションレースとしての幕張新都心クリテリウムが本当のJプロツアー最終戦となりました。
コースは幕張メッセ前の特設コース。オールフラットながら、段差のあるコーナーや、減速帯がある影響もあり、常に集団が細く長く伸び続ける厳しいコースです。

エキシビションレースのため、1チーム最大3名での出走ということで、吉岡選手・下島選手・岸選手での参戦となりまた。

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

レースがスタートすると序盤から集団は縦に長く伸びます。岸選手や吉岡選手が集団前方で序盤戦を消化する中、集団後方では次々に遅れる選手が出てきます。

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

展開を大きく動かしたのはマトリックスパワータグのホセ・ビセンテ選手でした。中盤に単独でアタックを仕掛け独走に入ります。
まず岸選手が追走を試みますが、ホセ選手には届かず。その後、吉岡選手が飛び出し、しばらくの間集団からリードを奪いながら単独で追走し、あと一歩のところまで迫りますが、これも追いつかずに集団に戻ります。

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

さらに下島選手もアタックを仕掛けますが、集団に吸収。
その直後、カウンターで宇都宮ブリッツェン鈴木選手とマトリックスパワータグのアイラン・フェルナンデス選手がアタックし、先頭は3名になります。

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

これらの激しい動きによって、レースのおよそ半分を消化するころには集団の人数が20人ほどになります。
ここからは、先頭に選手を送り込めていない、愛三工業レーシングやリオモ・ベルマーレと共に、吉岡選手と岸選手が集団牽引を続けます。

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

しかし、レース終盤になっても先頭3名の勢いは衰えませんでした。逃げ切った3名でのスプリントとなり、これを制したのはアイラン選手。
下島選手はメイン集団でゴールし9位に終わりました。

 

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 


ーリザルトー

1位  アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
2位  ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
3位  鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

9位  下島将輝(那須ブラーゼン)

公式リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2017/11/jpt_result.pdf

 

清水監督のコメント
今日はエキシビションなので、作戦は特に決めずスタートさせました。賞金が掛かっていることもあり出場選手は皆、真剣でした。後手は踏まないように注意していましたが、3名の選手に先行を許し、追わないといけない厳しい展開となりました。吉岡選手を中心に追いますが、追い付かず、鳴かず飛ばずの順位でゴールしました。後追いの厳しい展開だったので、沖縄に向けて良いトレーニングになったと思います。ツールドおきなわでは外さずに走ります。応援ありがとうございました。