那須ブラーゼンより、以下の通りチームの新体制についてお知らせいたします。
■岩井航太チームマネージャーがゼネラルマネージャーに就任
この度、那須ブラーゼン運営会社NASPO㈱は2018シーズンより「ゼネラルマネージャー」のポジションを社内に新設し、岩井航太チームマネージャーが就任いたします。先般お知らせいたしました清水良行監督退任に伴い、レース現場の指揮他もゼネラルマネージャーが遂行いたします。
■ゼネラルマネージャー設置の意義
那須ブラーゼンの考えるゼネラルマネージャーは、運営会社と、所属選手を中心とするチーム間相互を密接に結びつけ、チームのパフォーマンス向上のみならず、プロスポーツチームとしての魅力や価値を最大化することを任務とする。選手の管理やスカウティング、レース現場の戦術的な指示や意思決定、チーム広報の統括など、直接的な現場業務の遂行にも携わり、更に、運営会社の考える理念をチームに浸透させるなど、これらすべての業務を責任者として執行する。
■岩井航太新ゼネラルマネージャープロフィール
1991/11/7 26歳 東京都出身
2010-2012 立教大学自転車競技部
2012 Peugeot Cycling Team
2013 Peugeot Neilpryde Lacasse Cycling Team
2014年 那須ブラーゼン加入
2016年 現役引退
2017年 NASPO㈱入社/那須ブラーゼンチームマネージャー就任
2018年 NASPO㈱/那須ブラーゼンゼネラルマネージャー就任
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
岩井航太新ゼネラルマネージャーコメント
この度、ゼネラルマネージャーの任に就き、これまで清水良行監督が行っていたレース現場の責任者としての業務も行うこととなりました。2014年に、選手として那須ブラーゼンに加入し、3年間は選手として、今年1年間は運営社員としてチームに関わってきました。その間、常に、サイクルロードレースというスポーツの価値や魅力を、社会に広く認めてもらいたいという思いを抱いてきました。そして、それを他の地域に先駆けて実現出来るのが、この那須であると信じています。指導者として、選手の可能性を最大限引き出すことはもちろん、更にその選手たちの活動が社会において、より評価されるよう、選手と運営会社が一体となり、強くて魅力的な、地域に愛されるチーム作りを目指します。地域や社会に必要とされるプロスポーツチームとしての確固たる体制を作り上げるべく、那須ブラーゼンの更なる発展に全力で取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
若杉厚仁代表取締役社長コメント
このたび、2018シーズンの那須ブラーゼンは、4名の未来の希望に満ちた選手達が加入するとともに、チームの指揮官も若返り、マネジメントの体制も改めることとなります。過去の5年間で積み重ねてきた歴史が確かな礎となり、有望な若手選手の登用と効果的なマネジメント体制を構築できることに大きな希望を抱いています。活動6年目を迎える那須ブラーゼンにとって、更に先の5年を見据えた運営とその準備が必要な期間に入っています。その中で、那須ブラーゼンがプロサイクルロードレースチームとして、確かで新たな価値と魅力を備えた「チーム=組織」へと成長することが求められます。そのためには、選手一人一人とスタッフ一人一人に至るまで意思統一がなされた一体の組織を作ることが最も重要です。新体制では、これらの要点をおさえたチーム運営ができることと確信しています。