ー Day-1 ー
開催日:2018年2月24日(土) 11:45スタート
開催地:沖縄県金武町 金武ダム周回コース
レース距離:4.2㎞×12周回=50.4㎞
公式ページ→http://www.jbcf.or.jp/races/20180225_id=16319
レーサーリスト→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/02/racerlist_okinawa-1.pdf
《出場選手》
No.61 下島将輝 怪我の治療のため欠場
No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
No.67 樋口峻明
No.68 椎貝竜哉
50㎞のスピードレース
Jプロツアー 2018 開幕戦「おきなわロードレース」初日は4.2km ×12周回=50.4㎞で争われました。
コース中に大きな高低差はなく、距離も短いことから大方の予想通り集団スプリントで勝敗が決することになりました。
ブラーゼンは、怪我でスプリンターの下島を欠いているので、集団スプリントに持ち込まれないよう逃げを作っていく作戦で臨みます。
金武ダムのコース
レース前半から、岸と西尾を中心に各チームのアタックに合わせて動きます。
前方でアタックに反応する岸
3周目に入ると、東京ヴェントス内野選手と、シエルヴォ奈良安田選手が飛び出し、集団に20秒ほどの差をつけます。
しかし、この動きは5周目には吸収。ここから宇都宮ブリッツェンが集団前方でトレインを組み、レースをコントロールする展開が続きます。
内野選手と安田選手が後方を確認しながら逃げる
後ろに迫る集団 岸が先頭で登りに入る
中盤からは宇都宮ブリッツェンがレースをコントロール
西尾がアタックするも スプリントへ
宇都宮ブリッツェンがコントロールしたまま、レースは後半戦へ。
8周目に入ると西尾が集団からアタック。
一度吸収されますが、10周目にも登りでアタックし10秒ほどのタイム差をつけます。
ブリッツェンのトレインからアタックのチャンスを伺う西尾
登りでアタックする西尾
しかし、このアタックもブリッツェンの牽引する集団を引き離せず、勝負は集団スプリントへ。
最終周回には吉田と樋口が連携し熾烈なポジション争いへと向かいます。
最終周回 ブリッツェントレインは崩れず
吉田と樋口でスプリントの位置取り争いへ
そのまま大集団でのゴールスプリントとなり、完璧なトレインを維持し続けた宇都宮ブリッツェンが1,2フィニッシュ。
ブラーゼンの最高位は樋口の8位となりました。
樋口が8位でフィニッシュ
ーリザルトー
1位 岡篤志 宇都宮ブリッツェン
2位 小野寺玲 宇都宮ブリッツェン
3位 窪木一茂 ブリヂストン
8位 樋口峻明 那須ブラーゼン
樋口選手のコメント
今日は集団ゴールになった場合、スプリントを任されていたので、前半の集団の雰囲気を見て集団ゴールになると予想し、脚を温存させました。 チームメイトが危険な逃げに対応してくれたお陰で、脚が残った状態でスプリントに臨んだのにも関わらず、8位という中途半端な結果に終わってしまい、悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。 明日もあるので気持ちを切り替え、今日の反省を生かしチーム一丸となって勝利を目指します。応援よろしくお願いします。
岩井GMコメント
開幕戦は、コースと距離を考えるとスプリントに持ち込まれることが予想されました。通常であれば、スプリンターの下島を中心にレースを組み立てるところですが、現在膝を故障しており、治療のため出走をさせない判断をしました。そのため、スプリントに持ち込まず、逃げを作って勝負する作戦をとりました。好調の西尾を中心に、アタックを試みましたが、宇都宮ブリッツェンがコントロールする集団を崩せませんでした。今日はブリッツェンに完敗でしたが、新加入の樋口がスプリントに絡み8位でゴールしたことは一つ明るい材料です。まだシーズン始まったばかりなので、チームで成長しつつ、勝利を目指します。