ー Day-2 ー
開催日:2018年2月25 日(日) 12:30スタート
開催地:沖縄県金武町 金武ダム周回コース
レース距離:4.2㎞×25周回=105㎞
公式ページ→http://www.jbcf.or.jp/races/20180225_id=16319
レーサーリスト→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/02/racerlist_okinawa-2.pdf
《出場選手》
No.61 下島将輝 治療中のため欠場
No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁 発熱のため欠場
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
No.67 樋口峻明
No.68 椎貝竜哉
おきなわ2日目 超ハイスピードな序盤戦
おきなわ2日目は、前日と同じく、金武ダムの周回コースですが、距離が約2倍の105㎞となります。
この日も集団スプリントではなく、終盤にかけて少人数の逃げを作り勝負する作戦をとりました。
膝の怪我で欠場のキャプテン下島に加え、金曜日から発熱していた岸がこの日欠場となり、6名での出場となりましたが、各選手の動きをしっかりと確認しスタートしました。
レース開始直後、高卒ルーキーの椎貝選手が早速飛び出しを見せ、チームの流れを作ります。
この日は各チーム序盤から激しくアタックを繰り返し、3周目には1周のラップも5分半ほどでハイスピードな展開が続きます。
ファーストアタックに乗る椎貝
登りの入り口は狭いコーナーが続く
短く急な登坂区間
ブラーゼンは、吉田、柴田、永吉、椎貝が序盤の動きに対応し、西尾と樋口を勝負所まで温存。
一時、集団が大きく二つに割れることもありましたが、ここも柴田と樋口がしっかり前に入り、他チームに後れをとらないように序盤戦を消化しました。
序盤から積極的に走る樋口
前方で動く永吉
吉田が逃げ集団を作る
急な雨が降り出した中盤。8周目に入ると、吉田が集団から抜け出し10名の逃げ集団を形成します。
主要チームが入った逃げを集団は容認し、ハイスピードなアタック合戦が一度落ち着きます。
逃げ集団の吉田
吉田の逃げとメイン集団のタイム差は2分以上まで開き、メイン集団では西尾、樋口、永吉が落ち着いてレースを進めます。
雨が降る中逃げ続ける吉田
集団内の西尾、樋口、永吉
しかし、15周目に宇都宮ブリッツェン増田選手が逃げ集団から単独でアタック。
逃げ集団もこれを追いますが、全く寄せ付けず一人旅に。
単独で先行する増田選手
チームで前を追うシマノレーシング
メイン集団ではシマノレーシングがチーム総出で追走を開始します。
逃げ集団はやがて吸収されますが、増田選手は5周回ほど単独で逃げ続けます。
シマノレーシングが差を20秒ほどに詰めたところで集団も活性化。増田選手は残り3周で吸収となりました。
シマノレーシングの牽きで集団が長く伸びる
最終盤 西尾が抜け出して優勝争いへ
残り3周。ゴール向けたアタック合戦が激しくなります。
集団内では、樋口と西尾がチャンスを伺います。
残り3周の樋口と西尾
宇都宮ブリッツェンやブリヂストンが仕掛ける中、残り2周で抜け出したのが西尾を含む6人。登りで先行した5名に単独で追いつきました。メンバーは宇都宮ブリッツェンから鈴木譲選手、鈴木龍選手、岡篤志選手、小野寺玲選手、ブリヂストンサイクリングチームから窪木選手。強力な6人はメイン集団に差をつけ、最後の勝負へ。
最終盤で抜け出した西尾
西尾選手もここまでは上手く走れていましたが、最終盤に枚数を残していた宇都宮ブリッツェンの波状攻撃に遭い、鈴木譲選手に先行されてしまいます。
最後は先頭でもけん制が入り、鈴木譲選手が逃げ切り優勝。西尾は後方から追い上げたメイン集団に飲み込まれながらのゴールとなり、チームは2日連続の8位という結果になりました。
惜しくもゴールは8位に
ーリザルトー
1位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン
2位 窪木一茂 ブリヂストンサイクリングチーム
3位 小野寺玲 宇都宮ブリッツェン
8位 西尾勇人 那須ブラーゼン
西尾選手コメント
今日はチームで僕と樋口を最終局面に残して勝負をするという作戦でした。その中でも僕はなるべく脚を使わずに危険な逃げにだけ反応するということになりました。 序盤のアタックにはみんなが反応してくれたのであまり脚を使わずにいれました。中盤には悠人が逃げに乗ってくれたのでブラーゼンとしては良い展開になりました。 ラスト3.4周の頃にはブリッツェン、シマノ、BSの攻撃の仕掛け合いがありましたが、ここは冷静に決まりそうな逃げだけに狙いをしぼりながら走りました。 そして、ラスト2周の初めのダムの登りで一気に動きがありブリッツェン3人とBS1人が抜け出してしまって、集団は脚が無いのか完全に止まりそうな感じ。これはやばいと思いブリッジをしますが後ろを確認するとブリッツェンが1人…追いついたらブリッツェン4人になっちゃうじゃん!と思いましたが、とにかく踏んで追いつきました。そこからがブリッツェンの波状攻撃でどうすることもできず、結局ラスト1kmくらいで集団にのみ込まれてゴールとなりました。 かなり悔しいですが、良い感触も掴めたので次回にぶつけます! 応援ありがとうございました!
岩井GMコメント
今日は、下島と岸を欠く6名のレースとなりました。開幕戦でチームの中心となる岸が直前で発熱してしまったので、どうなるかと不安でしたが、6人はそれぞれ今日できる仕事をキッチリこなしてくれたと思っています。ファーストアタックにいった椎貝や、逃げを作った吉田など新加入選手もしっかりとチームの仕事をしてくれています。最後は西尾が上手く勝負集団に入り、今年にかけて実力をつけてきたことを見せてくれました。2日間とも結果は伴っていませんが、大いに可能性を感じられる開幕2連戦だったと思います。