2018年3月26日~28日の日程で、那須町と「サイクリングパートナー事業に関する協定」を締結している尾道市にて、那須ブラーゼンから若杉厚仁社長、岩井航太GM、下島将輝キャプテンが「サイクルスポーツプロモーション」業務を実施いたしました。

プロモーション内容は以下の通りです。
・しまなみ海道走行及び記録(那須町のロゴマークを配したユニフォームにて走行)
・尾道市長へ表敬訪問
・しまなみジャパン訪問
・尾道U2への訪問
・ディスカバーリンクせとうち訪問

■しまなみ海道走行及び記録(那須町のロゴマークを配したユニフォームにて走行)
瀬戸内しまなみ海道が繋ぐ、尾道~今治間サイクリング推奨ルート70kmを那須町のロゴが配されたユニフォームを着用して3名で走行しました。
春休みに入ったこともあり、多くのサイクリング客とコース上であいさつを交わしました。立ち止まった際などは那須地域から訪れていることなどをお話したり、那須ブラーゼンの事を既にご存知の方などから声をかけられたりと、サイクリストやサイクリング客との交流も随所で行うことが出来ました。

■尾道市平谷祐宏市長を表敬訪問
平谷祐宏市長を表敬訪問し、これまでの尾道市のサイクリングに関する取り組みや、これからのサイクルツーリズムについての展望をご案内頂き、また、尾道市から見た那須町の優れた点についてもお話を頂きました。

■しまなみジャパン訪問
一般社団法人しまなみジャパンを訪問し、合田専務理事他、職員の皆様に迎えられ、手掛けられているイベントや企画についての情報交換を致しました。
しまなみ海道沿線にある3市町、広島県尾道市と愛媛県今治市、同県上島町を中心に構成された日本版DMO(Destination Management/Marketing Organization)であるしまなみジャパンは、自治体が合同で行うイベントや企画の調整を担い、スムーズで且つより広がりのある事業の実施を行っています。しまなみ海道で実施されている官民合同のサイクリング関連事業において、効果的に調整役や実施主体として高い機能を誇る様子がうかがえました。

■ONOMICHI U2への訪問
2014年の誕生以来、しまなみ海道サイクリングの玄関口として、国内外から多くのサイクリング客を受け入れてきた「ONOMICHI U2」に訪問し、運営会社であるディスカバーリンクせとうち井上副社長に出迎えてい頂き、U2が行っている受け入れの体制についてや、実際の推奨ルートなどについてもご案内頂きました。

■ディスカバーリンクせとうち訪問
「まちに事業と雇用を創出し、せとうちの未来を育てていく」ことを目的として運営されているディスカバーリンクせとうちを訪ね、代表の出原様にお迎え頂きました。
ONOMICHI U2が担っている地域における役割や、サイクリング関連の事業のみならず、かつては「通過点」だった尾道市内に、地域の元気の源となる各施設や事業を根付かせていることについてご案内頂きました。

■総括
今回のプロモーション事業を通して、「サイクリングパートナー」としての尾道市と那須町の友好関係をより強固なものとし、パートナーシップについて、サイクリング関連事業に深く精通する各事業者の皆様により深い認識を頂けたものと思います。今や日本国内においてサイクルツーリズムの吐出した先進地である尾道市の取り組みから那須地域が学べる点は非常に多いと言えます。今後は、具体的な効果として、特に外国人などの長期間の旅行者を相互に送客し合うことやサイクリングに関する先進的な取り組みを相互の協力関係によって行っていきたいという姿勢は大きなプロモーション効果をもたらすものであり、自転車活用推進法による整備と共に、自転車受け入れの先進地同士として「サイクリングパートナー事業に関する協定」が強固な友好関係づくりと有効な事業モデル形成を促してものと想像されます。