開催日:2018年5月13日(日) 13:00スタート
開催地:栃木県宇都宮市 宇都宮森林公園特設コース
レース距離:6.7㎞×14周回=93.8㎞
公式ページ→http://www.bicycle-kingdom.jp/
No.61 下島将輝
No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
No.67 樋口峻明
No.68 椎貝竜哉

宇都宮ロードレースは逆回りに
2回目の開催となる宇都宮ロードレース。昨年チームがJプロツアー初優勝を遂げたコースですが、逆回りにコース変更となり、ゴール地点や登りの長さも変わったため、去年とは違ったレース展開となりました。
時折雨も降りましたが、なんとか路面はドライコンディションでレースがスタート。
集団は序盤からハイペースで進みます。
急勾配の登りと下り、そしてスピードの乗った難しいコーナーで集団は縦に長く伸び、序盤から遅れる選手も出てきます。
▲急こう配の登りを行くメイン集団
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲下り区間は70㎞/h以上のスピードで下る
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
2名の逃げ シマノレーシングの追走
集団の先頭ではアタック合戦が続き、ブラーゼンのメンバーも何度か抜け出しかけますが、有力な逃げ集団が出来ないまま5周回を消化。
無数のアタックの中から、6周回目に2名の逃げが形成されました。メンバーは、鈴木選手(宇都宮ブリッツェン)、安原選手(マトリックスパワータグ)。
2名は協調してメイン集団に40秒ほどの差をつけて先行します。
▲中盤に出来た2名の逃げ
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
やがてメイン集団では、シマノレーシングとブリヂストンサイクリングチームが牽引を開始。
終盤にかけて、メイン集団のペースが上がっていく中、前半に動いたメンバーや前走者の落車によって足止めに遭った吉田らが遅れ、メイン集団内は岸と柴田のみとなります。
主にシマノレーシングの牽引によって残り5周で先頭2名は吸収。一つになった集団はこの時点で30名程に絞られました。
▲メイン集団を牽引するシマノレーシング
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲縦に伸びながら徐々に人数を減らすメイン集団
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▲力のある吉田だったが落車の影響で惜しくも遅れた
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▲メイン集団で粘った永吉は終盤に遅れた
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終盤 柴田が粘る
雨が強く振り出し、残り3周になると登りでアタックがかかり集団は分裂。
先頭は10名に絞られ、その後方4名の追走集団で柴田がこれを追います。
▲雨が降り出した終盤 コーナーをこなす柴田
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先頭の10名がさらにアタック合戦を繰り広げる中、柴田の追走グループも必死に追走を続け、一時10秒ほどまで迫りましたが、少しの差が埋まらずにフィニッシュへ。
先頭では最終周回に飛び出した増田選手(宇都宮ブリッツェン)が独走で優勝。
追走集団の2番手でフィニッシュした柴田が12位となりました。
▲増田選手が独走で優勝
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▲追走集団でゴールした柴田が12位
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲岸は17位でゴール
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ーリザルトー
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
2位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
3位 入部正太郎(シマノレーシング)
12位 柴田雅之
岩井GMコメント
今日は序盤からペースが速く、厳しいレースでした。久しぶりに8人揃ったレースでしたが、下島と西尾はまだ本調子には程遠く、不完全な状態でのレースが続いています。そんな中でも、各選手今のコンディションでのベストは尽くしていますが、勝負に絡むにはもう一段階力が足りません。6月にはホームレース、全日本選手権と重要なレースが続きますので、もう一度気を引き締めて戦っていきたいと思います。