開催日:2018年6月9日(土) 12:20スタート
開催地:栃木県那須塩原市 那須塩原駅前特設コース
レース距離:2.3㎞×27周回=62.1㎞(スプリント賞 5・10・15・20周回 先頭通過者)
公式ページ→http://nasu-criterium-road.com/
No.61 下島将輝
No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.67 樋口峻明

序盤 樋口がスプリント賞を獲得
ホームレース1日目、那須塩原クリテリウムは、完走16名のサバイバルレースとなり、ブラーゼンは全員がDNFという厳しい結果となりました。
レーススタート時は気温が30℃近く上がり過酷なコンディションでした。
スタートから激しくアタックがかかり、Uターンやコーナーで縦に長く伸びた集団は序盤から人数が絞られていきます。
▲ホームチームを先頭にパレード
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲レース序盤の岸、柴田
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
4周目、スプリント賞を前に、樋口がアタック。
しばらくすると宇都宮ブリッツェンの鈴木譲選手が追いつき、先頭は2名で最初のスプリントポイントへ向かいます。
地元チームという事もあってか、2名は争うことなく樋口が先頭通過。まずは表彰台を確保しました。
▲最初のスプリントポイントを狙って動く樋口
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
過酷なサバイバルレースの展開に
その後も集団ではアタックがかかり続け、鈴木譲選手が吸収された後、替わって3名の逃げが形成されます。
メンバーは、雨澤選手、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)、ホセ選手(マトリックスパワータグ)。
10周目のスプリントポイントはホセ選手が獲得。
メイン集団は早くも40名程になり、ブラーゼンも下島、柴田、吉田のみと徐々に数が減らされていきます。
▲集団内の下島
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲柴田は序盤からチームの為に力を使った
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
15周目には、ブリヂストンサイクリングチームの牽引で逃げ3名が吸収され、スプリント賞を窪木選手(ブリヂストンサイクリングチーム)が獲得。
一つになった集団から鈴木譲選手が再度アタックし、20周目のスプリント賞を獲得。
集団の人数はさらに減り、20名以下になる中、下島が単独で食らいつきます。
▲先頭集団の下島
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
先頭ではホセ選手が単独で抜け出し、これをシマノレーシングや宇都宮ブリッツェンが追いますが、なかなかその差は詰まらず、そのまま逃げ切りで優勝。昨年からの2連覇となりました。
ブラーゼンは終盤まで先頭集団で粘った下島や吉田も遅れ、完走16名の厳しいレースでフィニッシュすることが出来ませんでした。
▲ホセ・ビセンテ選手が独走で2連覇
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲終盤に遅れた吉田
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲先頭を追う下島
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
ーリザルトー
1位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
2位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
3位 松田祥位(EQARS)
全リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/06/2018nasucr_result.pdf
岩井GMコメント
今日は稀に見る厳しいレース展開でした。Uターンが多いことに加え、気温も高く過酷なコンディションでした。展開の前に、完全に力負けという印象で、フィニッシュした16人よりも純粋に力がなかったと言えます。
翌日のロードレースは、また別のレースなので、切り替えて臨むしかありません。慣れ親しんだコースで、展開も味方に付けられれば、ロードレースでは十分勝負できると思っています。樋口はチームのオーダー通り、無理をしてでも表彰台を確保してくれてよかったです。
明日もチームを応援してくれるたくさんの方々の前でよい姿を見せられればと思います。応援よろしくお願いします!
▲スプリント賞の表彰
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
▲レース主催者スタッフの皆さま、ありがとうございました!
©YUKIO MAEDA/M-WAVE