開催日:2018年6月10日(土) 14:15スタート
開催地:栃木県那須町 那須町役場周辺特設コース
レース距離:7.2㎞×15周回=108㎞
公式ページ→http://nasu-criterium-road.com/

《出場選手》
No.61 下島将輝

No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
No.67 樋口峻明
No.68 椎貝竜哉

那須町役場前で行われた那須ロードレース

ホームレース2日目は、那須町役場前を発着とする7.2㎞の周回コースで開催されました。
チームのベースもある黒田原地区は正真正銘のホームコース。何度もこのコースでトレーニングを行ってきました。

当日は那須塩原クリテリウムと打って変わって、あいにくの雨模様。時折激しく降る雨がレースを厳しいものにしました。

▲ホームチームとして声援を受けながら入場
©YUKIO MAEDA/M-WAVE

▲スターターは平山幸宏 那須町長に務めていただきました
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▲雨の中レースがスタート
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長いアタック合戦が続く

序盤からアタック合戦が続きます。
1周目、まず下島がアタック。この日は終盤勝負の予定でしたが、危険なメンバーと判断しての動きでした。
下島含む4名の集団が吸収されると、その後も激しいアタック合戦。ブラーゼンは柴田を中心に有力チームの動きに対応します。

▲何度もアタックに反応した柴田
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この日は、なかなか目立った逃げ集団が形成されないまま、終盤戦へと進んでいきます。
10周目になると、ようやく3名の選手が集団からリードを奪います。メンバーは、入部選手、横山選手のシマノレーシング2名と石橋選手(ブリヂストンサイクリングチーム)。

3名は協調して逃げ続け、メイン集団に最大1分ほどの差をつけます。
メイン集団は、EQARSが牽引し、その後宇都宮ブリッツェンが牽引を開始。ブラーゼンは、下島、西尾、岸、柴田、吉田、永吉を集団に残し、最終盤の攻防に備えます。

▲EQARSが牽引するメイン集団
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▲メイン集団内の岸と西尾
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最終周回で集団は一つに

宇都宮ブリッツェンの強力な牽引で、逃げのリードは徐々に縮まり残り2周で40秒ほど。残り1周で20秒を切り、最終周回に集団は一つとなりました。

ここから更にアタックがかかり、岸選手が抜け出す場面もありましたが、集団のまま残り1㎞へ。
するとゴールに至る緩い登りでシマノレーシングの木村選手がアタック。ここに橋本選手が追いつき2名が集団から若干先行してゴールへと向かいます。

ゴールスプリントになれば下島で狙う作戦でしたが、ゴール前にスポークが接触するアクシデントに見舞われ、ブラーゼンは吉田にスイッチして勝負します。
勝負を託された吉田選手が追い込みますが、先行した2名が僅かにリードを保ち、木村選手が優勝。

吉田は僅差の4位、西尾も復調の兆しを見せる12位でフィニッシュとなりました。

▲ハンドルを投げ合う接戦の末、吉田が4位に
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ーリザルトー
1位  木村圭佑(シマノレーシング)
2位  橋本英也(ブリヂストンサイクリングチーム)
3位  窪木一茂(ブリヂストンサイクリングチーム)
4位  吉田悠人

岩井GMコメント
那須塩原クリテリウムの惨敗を経て、那須ロードは気合を入れなおして臨んだレースでした。
作戦は下島と岸をエースに勝負しようというものでしたが、最後は岸のチャレンジが決まらず、下島にトラブルもあったことで臨機応変に対応し、吉田がスプリントして4位という結果でした。
逃げがなかなか出来ない厳しい展開の中、終盤はシマノとブリヂストンが攻撃して、ブリッツェンだけが消耗することになりました。本来ならば逃げに選手を送り込んでいないブラーゼンも集団牽引に加わるべきだったかもしれませんが、最後の局面まで我慢して1枚でも多くメンバーを残す走り方を選択しました。
選手たちは地元那須町で表彰台は獲りたかったので悔しいと思いますが、プレッシャーの大きい中、良く戦ったと思います。

このホームレース2連戦では、多くの方の支えのおかげで、また一つチームは大きな経験が出来ました。ありがとうございました。まだまだシーズンは続きますので、引き続き優勝を目指して戦っていきたいと思います。

▲スタート前、平山町長に活躍を誓う
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▲ゴール後、チームピットに駆けつけてくれたサポーターの皆さまありがとうございました!
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