開催日:2018年6月17日(日)
開催地:石川県羽咋郡志賀町宿女周辺特設ロードレースコース(13.1 km/周)
レース距離:ジュニア13.1㎞ エリート男子13.1㎞×3周回=39.3㎞

スタートリスト→http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2018/06/35f5841ba7fbb19a19962f7030261b7a.pdf

《出場選手》
柴田雅之 ME 男子エリート 12時45分スタート
吉田悠人 ME 男子エリート 欠場
椎貝竜哉 MJ ジュニア 9時18分スタート

 

全日本選手権タイムトライアル ジュニアに椎貝が出場

年に一度、日本チャンピオンを決めるレース全日本選手権。
今年は石川県志賀町でタイムトライアルの全日本選手権が開催されました。

チームからは、男子ジュニアに椎貝が出場。
当日は快晴で、心配された風も強くは吹かず、純粋な実力を試される全日本選手権にふさわしいコンディションでした。

▲スタートを待つ椎貝

▲コース前半 直線の吹きさらし

 

椎貝は9時18分にスタート。13.1㎞の周回コースをジュニアカテゴリーは1周で争います。
序盤、直線路の平坦を47㎞/hほどで快調に飛ばし、1分前にスタートした選手を追い抜く絶好のスタートを切ります。

中盤のアップダウン区間も落ち着いてこなし、中間計測後には2分前にスタートした選手をパスし終盤へ。

▲アップダウン区間で前走者を抜く

 

▲コーナーをクリアする椎貝

 

▲フィニッシュ タイムは18分37秒

 

終盤は直線の下りと緩い登り。最後まで余力があればスピードが乗せられる区間ですが、ここまでの消耗が大きく、スピードを上げきれず我慢の走りでゴールを目指します。

タイムは18分37秒。フィニッシュ後は暫定で上位のタイムでしたが、あとから出走した選手たちがタイムを上回りました。
優勝は17分50秒のタイムを出した中央大学の山本選手。椎貝の最終順位は10位となりました。

ーリザルトー
1位  山本哲央(中央大学)17分50秒
2位  香山飛龍(横浜高校)+7秒
3位  福田圭晃(横浜高校)+7秒

10位  椎貝竜哉 +47秒

男子エリート 柴田が出場

午後からは男子エリートに柴田が出場。
気温が上がり暑さが厳しくなる12時45分にスタート。距離はジュニアの3倍、13.1㎞×3周回=39.3㎞となります。

▲ウォーミングアップ中の柴田

距離が長くなるため、ペース配分が重要になります。
1周目は18分23秒でフィニッシュラインを通過。アップダウンを落ち着いてこなし、平坦では低い姿勢を保ちながら淡々と踏み続けます。

▲空気抵抗の少ないフォームで平坦を進む

 

2周目に18分31秒とややタイムを落としますが、3周目には1分前にスタートした選手を抜き、タイムも18分22秒と立て直しました。ゴールのタイムは55分16秒。
後半にかけてペースを上げていく作戦でしたが、終わってみれば18分20~30秒でまとまった形でした。

▲3周目に前走者を抜く

 

柴田がゴールすると、国内トップのタイムトライアルスペシャリスト達がスタートを切ります。
有力選手達が1周のラップを17分台前半で刻む中、ブリヂストンサイクリングチームの窪木選手が16分台のラップを出すなど圧倒的なスピードを見せます。
窪木選手のゴールタイムは50分23秒。2位以下に約1分の差をつけてタイムトライアル初優勝を飾りました。

柴田の最終順位は19位。上位進出はかないませんでしたが、登りの厳しい翌週の全日本選手権ロードレースに向けて、悪くないコンディションを確認できました。

▲フィニッシュ手前 力を出し切る

 

ーリザルトー

1位  窪木一茂(ブリヂストンサイクリングチーム)50分23秒
2位  近谷涼(ブリヂストンサイクリングチーム)+1分02秒
3位  小石佑馬(チーム右京)+1分30秒

19位  柴田雅之 +4分52秒

 

椎貝選手コメント

今日は調子が良くて前半からペースで走る事を意識して、登り区間では回して走ったのですが最後のなだらかな登りのあとから下りに入ったところでペースがあがらずそのままゴールしました。 来週は島根県でロードレースがあるのでそこではジュニア日本1になれるように頑張ります。 応援ありがとうございました!

 

 

柴田選手コメント

自分の苦手な部分を克服するために 全日本TTにチャレンジさせて頂きました。 結果は19位。スピードマンとの差をことごとく見せつけられました。 コース中盤のキツめの登りでスピードを乗せてこえれるかどうか。そこがポイントだったと思います。 自分は、比較的軽めのギアで最後まで垂れないようにペーシングしました。 登り返し1つでも、ギアの掛け方、ハンドルを持つ場所をどうするか等、速く走るために準備したことを実行した次第です。 玉砕されはしましたが、苦手な自分の部分は埋めつつあります。次の全日本に向けて気持ちは前向きです。 本大会に自分をチャレンジさせて下さったチームの為にも、翌週の益田での全日本ロードに繋げていきます。