開催日:2018年6月30日(土) 13:30スタート
開催地:広島県三原市 中央森林公園周回コース
レース距離:12.3㎞×9周回=110.7㎞
テクニカルガイド→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/06/Technical_guide_westroad2018_ver4.pdf

《出場選手》
No.61 下島将輝

No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
No.67 樋口峻明
No.68 椎貝竜哉

豪雨の中スタート

レース当日は朝から雨が降り、路面はウェットコンディション。スタート時には豪雨となり、1周目から激しくレースが動きました。

スタート直後のテクニカルな下りで中切れが起き、40名程が先行する形で1周目を終えます。
先頭の集団には岸、柴田、吉田、樋口が入り、2周目で下島、西尾がここに追い付きメイン集団は2周目にして50名以下に絞られました。

▲雨の中レースがスタート 

1周目に先行した集団の中からは4名が飛び出し差を1分ほどまで開きます。メンバーは入部選手、湊選手(共にシマノレーシング)、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)、佐野選手(マトリックスパワータグ)。

メイン集団では逃げに選手を送り込めなかったブラーゼンが集団を牽引。

▲3周目 集団を牽く

しばらくすると先頭から佐野選手がドロップし、マトリックスパワータグも向川選手と田窪選手が集団牽引に加わりました。
ブラーゼンはしばらくマトリックスパワータグと共に柴田、西尾がコントロール。

▲雨でコース上は視界が悪くなる

 

▲マトリックスパワータグと共にコントロール

西尾と柴田が牽引を続けますが、先頭の3名は安定したペースを刻み、タイム差は1分~1分15秒を推移。
やがて岸もコントロールに加わり徐々に差を詰めて行き、キナンサイクリングチームが牽引し始めると7周目には差が45秒となります。

▲岸も集団牽引に加わる

残り2周で再び差が1分に開きましたが、最終周回に入る直前で湊選手が遅れ先頭は2名に。メイン集団では3段坂でペースアップがかかり、下島、岸、西尾がここで遅れてしまいます。

▲粘った西尾だったがあと一歩のところで登りで遅れた

 

▲先頭は雨澤、入部の2名に

 

▲残り2周で遅れた岸と下島の集団

逃げ続ける入部選手と雨澤選手は最終周回でついに捕まり、絞られた10名程の集団スプリントへ。
優勝はブリヂストンサイクリングチーム窪木選手となりました。

▲絞られた集団スプリントを制した窪木選手

 

ブラーゼンは遅れてゴールした岸の25位が最高位。

後手踏む展開で力を使い果たし、惨敗となりました。

 


ーリザルトー

1位  窪木一茂(ブリヂストンサイクリングチーム)
2位  横山航太(シマノレーシング)
3位  小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)

25位  岸崇仁

全リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/06/west_Presult.pdf

 

岩井GMコメント

今日は惨敗です。逃げ遅れて集団を牽く展開になってしまい、素早く対応しようとしたところは良かったですが、コントロールに入らず脚を残しているはずだった下島が遅れたことで惨敗となってしまいました。
岸がすぐに判断して、柴田と西尾中心に集団を牽くという、今シーズンここまで出来ていなかった経験を一つ積むことが出来たので、そこは前向きに捉えられると思います。シーズン中盤で、チーム内では疲れの見える選手も居ますが、ここが踏ん張りどころなので、なんとか頑張ってもらいたいと思います。