開催日:2018年7月1日(日) 12:50スタート
開催地:広島県広島市 商工センター前特設コース
レース距離:1.7㎞×30周回=51㎞
公式ページ→http://hiroshima-roadrace.com/hiroshima-criterium_2018/
テクニカルガイド→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/06/Technical_guide_hiroshima_cr20180625_ver4.pdf

《出場選手》
No.61 下島将輝
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.67 樋口峻明

 


 初開催 広島クリテリウム

初開催の広島クリテリウム。前日の西日本ロードクラシックを終えて、下島、岸、吉田、柴田、樋口の5人で出走となりました。
コースは1.7㎞の周回コース。Uターンが3度現れる厳しいコースですが、同様のレイアウトである那須塩原クリテリウムよりは集団でまとまる展開となりました。
▲Uターンで縦に伸びる集団
レース序盤は各チームのアタック合戦が続きます。
ブラーゼンは序盤に岸が対応し、やがて柴田と樋口がアタックに対応。4,5人で飛び出すシーンもありますが、集団は一つのまま。かなりのハイスピードでレース前半を消化していきます。

▲序盤の動きに力を使った樋口

▲一時柴田が3名で飛び出す

3名の逃げが決まる

逃げが決まったのは17周目。キナンサイクリングチームの山本大喜選手と宇都宮ブリッツェン雨澤選手の動きに、地元チームヴィクトワール広島の谷選手が加わり3名の逃げ集団が形成されます。
タイム差は10秒ほどに開き、メイン集団ではブリヂストンサイクリングチーム、シマノレーシング、マトリックスパワータグがアシスト選手を出し合って集団を牽引する展開に。

▲3名の逃げ集団

▲メイン集団は3チームがコントロール
22周回目に谷選手が先頭からドロップし、逃げは2名に。メイン集団でもこぼれる選手が徐々に出てくる中、序盤から力を使った柴田と樋口が遅れ、下島、岸、吉田でゴールに備えます。

▲2名となった逃げ

▲メイン集団内の岸、吉田

▲ゴールスプリントに備える下島
残り5周を切ると、逃げとメイン集団のタイム差は5秒ほどに縮まります。そこから2周ほどは泳がせて差を保つためにペースをコントロール。するとキナンサイクリングチームの山本選手が先頭から更にアタックをかけて粘りを見せます。しかし、残り2周で集団が山本選手を吸収。ゴールスプリントへと進みます。
ブラーゼンは残り3周で岸が落車に巻き込まれ負傷。下島が吉田を引き上げてスプリントの体制を作ります。
Uターンのあとの長い直線のゴールスプリントを制したのは、ブリヂストンサイクリングチームの窪木選手。前日に続き2連勝となりました。
Uターンの前までは窪木選手のうしろに付けていた吉田でしたが、Uターン後の直線でやや埋もれながらのスプリントとなり、結果は11位。下島も次いで13位でゴールとなりました。

▲吉田が11位 下島が13位でフィニッシュ

 


ーリザルトー
1位  窪木一茂(ブリヂストンサイクリングチーム)
2位  中島康晴(キナンサイクリングチーム)
3位  黒枝咲哉(シマノレーシング)
11位  吉田悠人
13位  下島将輝

岩井GMコメント

今日はクリテリウムということで下島と吉田が中心にスプリントに挑みました。結果はスプリントの強い選手の順といった印象ですので、位置取りのスピードや最後のスプリントなど、力をつけるしかありません。展開の中に関して、欲を言えばもう一人残って、逃げに入るか集団牽引に加われるチームになりたいところですが、出走人数が5人と少なく、一人一人が大切になる中で、各選手の今のコンディションで出来る最大限の仕事をしていたと思います。7月は栃木県開催のレースもありますので、少し休んでまた石川ロード、大田原クリテリウム、やいた片岡ロードレースに向けて良い調整が出来ればと思います。