開催日:2018年7月15日(日) 9:15 Pスタート 9:19 Yスタート
開催地:福島県石川町、浅川町周回コース
レース距離:Jプロツアー 13.6㎞×7周回+パレード含む7㎞=102.2㎞   Jユースツアー13.6㎞×4周回+パレード含む7㎞=61.4㎞
テクニカルガイド→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/07/2018ishikawa_tg0709.pdf

《出場選手》
No.61 下島将輝

No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
No.67 樋口峻明
No.68 椎貝竜哉(Jユースツアーに出場)

35℃を超える灼熱の石川ロード 柴田が逃げる

Jプロツアー第13戦石川サイクルロードレース。午前九時のスタート時には早くも気温が30℃を超えるコンディションとなりました。
学校法人石川高校前をスタートし、石川町内をパレードしたのち登坂区間でリアルスタートが切られます。

1周目の登りでいくつかのアタックの後、10名程が先行します。
ブラーゼンからは柴田と永吉が入りましたが、やがて逃げ集団は絞られて2周目に7名に。
メンバーは、シマノレーシングから木村、中田の2選手。KINANから雨乞、山本大喜の2選手。マトリックスパワータグからホセ選手、ブリヂストンから堀選手、そして柴田の合計7名。

▲学法石川前をスタート

▲柴田を含む逃げ集団

 

メイン集団は宇都宮ブリッツェンがコントロール。逃げとの差を1分20秒以内に留めて周回を重ねていきます。

岸が追走を試みる場面もありましたが、大きな動きにはならず。
レースは淡々と進み、ブラーゼンは集団に残った6名の選手が連携して終盤戦に備えます。

▲メイン集団は宇都宮ブリッツェンがコントロール

▲集団内の樋口

▲集団内の下島、西尾

レースが進むにつれて厳しい暑さで続々と遅れる選手が出てきます。逃げ集団でも徐々に脱落者が出始め、残り2周では4名まで絞られました。

ホセ選手、堀選手、木村選手など力のある選手たちと共に柴田が粘りますが、最終周回に入る前にメイン集団で宇都宮ブリッツェンが一気にペースアップして逃げを吸収。
そこから更に雨澤選手、鈴木龍選手などが飛び出して最終周回へと入ります。

▲4名まで絞られた逃げ集団

▲逃げを吸収した後に飛び出した雨澤選手

 

メイン集団内には下島、西尾の2名。有力な選手も多く残った集団でしたが、先行する宇都宮ブリッツェン勢を捉えることは出来ずに5位争いの集団でゴールを迎えることになりました。

先頭では宇都宮ブリッツェン3名に対し、シマノレーシングの入部選手が単独で戦いましたが、最後は鈴木龍がスプリントを制し優勝。
後続集団では激しい5位争いの中、1名が飛び出し、以下はスプリントという状況でしたが、西尾が11位、下島が12位でゴールとなりました。

 

▲後続のメイン集団内に西尾、下島

▲鈴木龍選手がスプリントで優勝

▲下島、西尾のフィニッシュ


ーリザルトー
1位  鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)
2位  入部正太郎(シマノレーシング)
3位  雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)

11位  西尾勇人
12位  下島将輝

全リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/07/2018ishikawa_result.pdf

岩井GMコメント

まず柴田が本当に良く逃げてくれました。強力なメンバーと共に粘りましたが、ブリッツェンのコントロールがそれを上回った形でした。今回あのメンバーと一緒に動けたことは、今後どこかで実を結ぶだろうと思います。
欲を言えばTOP10は外してほしくなかったですが、メイン集団で勝負した西尾と下島もよく戦ったと思います。チーム全体としては動きは悪くないので、翌週の大田原と矢板で上手く順位に結び付けられたらと思います。