開催日:2018年7月22日(日) 11:50 Pスタート
開催地:栃⽊県矢板市石関周辺 特設コース
レース距離:Jプロツアー 10.7㎞×8周回=85.6㎞
テクニカルガイド→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/07/2018yaita_RR_guide-1.pdf

《出場選手》
No.61 下島将輝
No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
No.67 樋口峻明
No.68 椎貝竜哉

序盤4名の逃げ

Jプロツアー前半の最終戦やいた片岡ロードレース。この日も厳しい暑さの中、当初の予定よりレース距離が短縮されて開催されました。
約85㎞と短いレースということもあり、スタートから集団はハイペースで進みます。

序盤からアタック合戦が起こる中、柴田、吉田、永吉、椎貝らがアシストの動きに徹します。

▲激しいアタック合戦の1周回目
©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

▲序盤から動く柴田
©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

2周目に入ると4名の逃げ集団が形成されます。
メンバーはマトリックスパワータグ安原選手、EQADS渡辺選手、シマノレーシングから中田選手、小山選手の4名。

メイン集団は宇都宮ブリッツェンがコントロールして差を1分以内に留めます。

▲宇都宮ブリッツェンがコントロールするメイン集団
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▲集団内のブラーゼン
©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

5周目に逃げとの差が30秒ほどになると、宇都宮ブリッツェンの岡選手、雨澤選手が抜け出し、これを追って樋口と岸含む追走グループが出来ますが、先頭から更に岡選手のみが飛び出す形となって、追走グループはメイン集団に吸収。

マトリックスパワータグとシマノレーシングが牽引するメイン集団に30秒ほどの差をもって岡選手が逃げ続ける展開が2周ほど続きます。
これらの動きでメイン集団は40人程まで絞られましたが、ブラーゼンは下島、西尾、岸、樋口が残ります。

 

▲終盤に向けてレースが厳しさを増す
©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

 

▲終盤 絞られた集団内の下島
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勝負は9名に絞られる

最終周回で岡選手が吸収されると、登り区間でアタックがかかり勝負は9名に。
ブラーゼンからは西尾がこの集団に入り、20秒ほど後方では下島、岸、樋口らが追走の集団に残りますが、追いつくことはなく勝負は先行する小集団のスプリントへ。

写真判定にもつれるほどの僅差のスプリントで宇都宮ブリッツェン鈴木龍選手が優勝。
西尾は上位3選手からわずかに差をあけられて4位でゴールとなりました。

▲西尾がわずかに及ばず4位でゴール
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ーリザルトー
1位  鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)
2位  アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
3位  入部正太郎(シマノレーシング)
4位  西尾勇人

全リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/07/yaita_result.pdf

西尾選手のコメント

やいた片岡ロードレースはブラーゼンとしてはホームレースであり、さらに昨年4位とあと一歩のところで表彰台を逃した悔しい思いをしたレースだったので、前日のレースの反省も踏まえて全員で気合を入れ直して臨みました。 エースは決めずに下島さん岸樋口僕の4人が最終局面に残って勝負をすることになりました。 逃げが決まりづらいコースで序盤中盤は色々な動きがありましたが、最終周回には集団は一つで勝負が決まったのは最初の登りでした。ここに残れたのは9人でブラーゼンは僕1人の状況になってしまい、しっかりと見極めて最後のスプリントに臨みましたが、結果は去年と同じ4位でした。表彰台が目の前に見えていただけにかなり悔しいですが、これが今の自分の力でチームの力なので、後半戦に向けてチームで成長していければと思います。