開催日:2018年9月15日(土)
開催地:山口県美祢市
レース距離:29.5㎞×5周回=147.5㎞

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《出場選手》
No.61 下島将輝
No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人

 厳しいアップダウン 147㎞のレース

昨年に続き、第2回の開催となる秋吉台カルストロードレース。
カルストロードを往復する1周29.5㎞のコースではアップダウンが続き、厳しいレースが展開されます。

昨年は悪天候により4周回118㎞でしたが、今年は予定通り5周回147㎞となりました。

3.5㎞のパレード走行の後、リアルスタートが切られるとシマノレーシングを中心にアタックがかかります。
いくつかのアタックの中から、カルストロードの復路で、中田選手が単独で先行。
メイン集団に最大2分ほどの差を持ってゴール前のカルストベルグ(登坂距離約1㎞、最大勾配28%、平均勾配10%)へ向かいます。

カルストベルグを越えてスタート/フィニッシュラインを通過する時点でのタイム差は1分以内に縮まり2周回目へ。
メイン集団ではパラパラと遅れる選手が出て50名程に減ります。このメイン集団内に下島、西尾、岸、柴田。

 

やがて先頭の中田選手は吸収され、さらにアタック合戦が始まります。
カルストロードの復路で岸が落車に巻き込まれて負傷。チームカーの隊列を使って復帰しますが、ハンドルを握ることが難しいほどの傷を負ってしまいました。
下島と柴田がアタックに対応し抜け出すシーンもありますが、集団はおよそ一つで2周目のカルストベルグへ。

 

 

雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)がやや抜け出し、それを追って柴田が集団前方で登りをこなしますが、頂上で8名程に先行されながら3周目へ。

先頭のメンバーは登りに強い強力なメンバー。このまま決まるかと思われましたが、後方集団も追い上げて集団は一つに。
この時点でレースはちょうど折り返しの約70㎞を消化。メイン集団は30名以下に絞られ、西尾と柴田のみが残ります。

3回目のカルストベルグを迎えると再度雨澤選手がアタック。
これを追って集団のペースがさらに上がり、柴田、西尾の順で遅れてしまい、ここでブラーゼンのレースが終わってしまいました。

 

 

先頭では最終局面でリオモベルマーレ2名、宇都宮ブリッツェン1名という数的不利をはねのけて宇都宮ブリッツェンの増田選手が優勝。
積極的に攻めたリオモベルマーレが2位、3位。完走は13名という厳しいレースでした。

ーリザルトー

1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
2位 才田直人(リオモベルマーレ)
3位 米谷隆志(リオモベルマーレ)

 

 

 

岩井GMコメント

150㎞近いレース距離に加え、登りの厳しさから完走することも難しいレースでした。完走したのは13名だけなので、各選手が特別悪いレースをしたとは思いませんが、上位チームとの力の差を見せつけられました。一つ悔やまれるのは岸が落車に巻き込まれてしまったことです。登りも調子よくこなせそうだっただけに残念でした。
カルストロードのコース設定は、厳しすぎるくらいでしたが、公道でチームカーを走らせられる貴重なコースなので、今後も続いてほしいなと思います!