開催日:2018年9月16日(日)
開催地:山口県山口市
レース距離:1.3㎞×40周回=52㎞(中間スプリント賞=10周回、20周回)
ライブ配信
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《出場選手》
No.61 下島将輝
No.62 永吉篤弥
No.63 岸崇仁
No.64 柴田雅之
No.65 吉田悠人
No.66 西尾勇人
山口県庁前 1.3㎞の特設コース
山口2連戦の二日目は、維新やまぐちクリテリウム。
県庁前の1.3㎞の周回コースでは、両端のコーナーで集団が長く伸びるため、位置取りが重要になります。
常に集団前方で展開し続けることを強く意識してレースに臨みました。
レース序盤は、マトリックスパワータグがチームでトレインを組んで前方を位置取ります。ブラーゼンは吉田が下島の為に位置取りをサポートしてレースを消化していきます。
▲スタート直後からマトリックスがコントロール
▲Uターンをこなす永吉、柴田
▲下島、吉田がマトリックストレインの後ろで位置取る
▲集団前方の下島、吉田
10周目の中間ポイント賞を獲得
10周目には、中間ポイント賞が設定されており、ここで下島が動きます。
「獲りに行く予定ではなかったが、調子もよくポジション的にも無理なくとれそうだった」と語る下島が、それほど脚を使わずにこれを獲得。調子のよさがうかがえました。
▲ポイント賞に向け集団の先頭に出る下島
その後も集団はアタックがないまま、マトリックスやシマノレーシングの牽引によりハイペースで進み続けます。
集団の人数は徐々に減っていきレースが半分を消化する頃には40名程に。前日に負傷した岸に続いて、やがて永吉、柴田が遅れてしまいます。
▲前日に負傷した岸はこの日も苦しいレースとなった
▲厳しい展開の中、永吉が中盤にメイン集団から遅れる
落車多発の緊迫した終盤戦
終盤になっても集団は一つ。マトリックスパワータグがコントロールを続けます。
中盤まで下島をサポートしてきた吉田が遅れ、先頭では西尾が下島の為に補給や位置取りのアシストをします。
ゴールスプリントの展開が見えてきた残り10周を切ると、コーナーで落車が多発。下島も西尾もストップを強いられましたが、機材トラブルはなく残り3周へ。
▲終盤になっても崩れないマトリックストレイン
▲最後まで先頭に残れたのは下島と西尾。後方で吉田が粘るが追いつかず
▲第2集団の吉田
他チームのトレインを利用して下島がポジションを上げていき、残り1周で10番手以内につけます。
しかし、残り1㎞を切ったUターン後に、前の選手が力尽きてしまい先頭とはややギャップがうまれてしまいます。後ろから西尾がこの差を埋めるために下島を牽引しますが、最終コーナーまでに少しの差を埋めきれず、後方からのスプリントとなり、下島は9位でフィニッシュとなりました。
優勝はシマノレーシングの黒枝選手。チーメイトの働きに応える会心のスプリントでプロ初勝利をあげました。
▲下島が10番手以内で残り1㎞
▲シマノレーシング黒枝選手が優勝
▲9位でゴールした下島
▲アシストで力を使い果たした西尾が14位
ーリザルトー
1位 黒枝咲哉(シマノレーシング)
2位 窪木一茂(ブリヂストン)
3位 入部正太郎(シマノレーシング)
9位 下島将輝
公式リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2018/09/isinyamaguti_cr_P1_result_0917.pdf
下島選手のコメント
今日のレースは入念にアップをして、序盤から前で位置取りができるように集中して走りました。 終盤まで集中力を切らさず良い位置で走れましたが、最後の中切れは本当にあと少しのところだったので悔しいです。チームでの位置取り争いのクリテリウムで優勝を狙うことは簡単ではありませんが、巡ってくるチャンスを掴めるよう引き続き準備します。 応援ありがとうございました。