開催日:2019年4月28日(日)
レース距離:6㎞×25周=150㎞

《出場選手》
No.81 飯野智行
No.82 下島将輝
No.85 中村魁斗
No.86 小野寺慶
No.87 西尾憲人
No.88 西尾勇人

お馴染み群馬CSCでの150㎞

2019シーズンの東日本ロードクラシックはお馴染み群馬CSCが舞台となった。
レースレイティングは最高のプラチナ、距離も150㎞と長く重要な1戦となる。

前週で広島を走った5名に加え、欧州遠征帰りの慶が合流し6名での出走となった。

例年アタック合戦が長く続く、展開のめまぐるしいレースになりやすい群馬CSCだが、この日は3名の逃げがあっさりと決まる。
メンバーは湊(シマノレーシング)、村田(弱虫ペダル)、伊藤(東京ヴェントス)。

人数が少ないこともあり、集団はこれを容認。やがてキナン、ブリヂストン、ブリッツェンがアシスト選手を1名ずつ出して集団の牽引を行う。

▲チームに合流し初戦となった小野寺慶

メイン集団は逃げ集団とのタイム差を2分ほどに押さえ込んでレースが進む。
ブラーゼンは勝負所に備えて集団内で待機。スプリントになれば下島、小集団の抜け出しには魁斗を送り込んで勝負する作戦だ。

▲集団内の勇人、飯野

▲メイン集団で固まるブラーゼン

 

レースが100㎞を過ぎるとメイン集団も徐々にタイム差を詰めてくる。
タイム差が1分を切ったところでイナーメ信濃山形の紺野選手がアタックして先頭に合流。逃げの3名を活性化させるが、メイン集団もペースを上げて残り4周で逃げは全て吸収。
ブラーゼンはここまでアシストしてきた飯野が遅れ、勇人も膝に不安を抱えレースを降りた。

▲終盤戦に向かう魁斗、慶

激しい終盤 集団スプリントへ


メイン集団内ではアタックが頻発するが慶や魁斗が対応する。スプリントが濃厚の展開だったが、ここで下島が落車してしまい、そのままリタイヤ。
集団内には憲人、魁斗、慶の3名となる。メイン集団は激しいアタック合戦が続くが一つのまま集団スプリントへ。

魁斗が単独で最後の登りを良い位置で越えゴールに臨んだが、スプリンターたちには及ばず、15位でフィニッシュとなった。

 

▲魁斗が余裕を持って最終周回へ入る

 

▲集団スプリントで決着

 

▲魁斗が同タイムの15位

 

▲憲人はやや遅れて31位

 

▲最終周回で遅れた慶は60位

リザルト
https://jbcfroad.jp/race/9/result/99/

 

岩井GMコメント
群馬CSCは比較的難易度の低いコースなので、チャンスがあるコースだと思っていました。チームとして上位を目指せる形は下島のスプリント、魁斗が終盤に出来る小集団での抜け出し、その他の選手は前半のアタックが逃げ切る展開だと踏んでいました。ブリヂストンやキナンがスプリントの雰囲気だったので、群馬CSCにしては珍しくシンプルなレースになりました。下島は余裕をもって終盤に向けて走っておりチャンスがあると思っていましたが、そういう時に限って何か起こるのがロードレース…。かなり激しい落車でしたが大きな怪我がなくて良かったです。魁斗はこの日も良い走りでした。あとはスプリントを強化すれば幅が広がります。5月、6月はいよいよ栃木でのレースが続きます。まずは8人揃えて戦えるチームコンディションを作らなければなりません。