開催日:2019年6月8日(土)
レース距離:2.1㎞×27周=56.7㎞
中間スプリント:5,10,15周回
《出場選手》
No.82 下島将輝
No.83 樋口峻明
No.84 柴田雅之
No.85 中村魁斗
No.86 小野寺慶
No.88 西尾勇人
平坦ながらハードなコース 那須塩原クリテリウム
第3回となる那須塩原クリテリウム。
コースはJR那須塩原駅前の特設コース。平坦だが、Uターンと直角コーナーが多く、例年サバイバルレースになる。
ブラーゼンはスプリント力のある下島を中心に着順を狙い、中間スプリントも各選手が狙っていくプランでスタート。
▲渡辺みちたろう 那須塩原市長を先頭に選手がコースイン
▲那須塩原駅を背にレースがスタート
レースがスタートするとマトリックスパワータグを中心にペースがつくられる。
5周目の中間スプリントは勇人が狙える位置だったが、競輪選手でもあるブリヂストンの橋本英也が抜群のスピードでこれを獲得。
中間スプリントを経て、その動きのまま6人が先行しここに勇人が入る。後続からはさらにアタックがかかり下島が合流。10名程の逃げ集団が出来あがった。
▲競輪選手のスピードを見せ橋本選手が中間スプリントを獲得
▲下島が逃げ集団で気迫を見せる
吸収直後に再度先行した6名が勝ち逃げに
レースはしばらくこの10数名が先行するが、メイン集団ではブリヂストンが牽引し、徐々に差が詰まっていく。
12周目に入ると下島を含む逃げとメイン集団の間にほとんど差はなくなるが、ここから更にアタックをかけた6名が再度先行。
▲勝ち逃げとなった小集団
消耗したメイン集団はこれを追うことが出来ず、この動きが「勝ち逃げ」となった。
下島は「勝ち逃げ」に乗ることは出来ず、メイン集団で周回を重ねていくが、20周回で起きた落車によってメイン集団から脱落してしまう。
先頭は最終的に5名のスプリントに持ち込まれ、オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)と鈴木龍(ブリッツェン)がけん制気味になる中、シマノレーシングの中井がプロ初優勝を挙げた。
▲中井選手がプロ初勝利
リザルト
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▲復帰戦となった柴田。まだ万全ではないが、早期の復調が期待される
▲一時期不調に陥った小野寺だったが復調の兆しが見えた