開催日:2019年6月9日(日)
レース距離:10.7㎞×8周=85.6㎞
《出場選手》
No.81 飯野智行
No.82 下島将輝
No.83 樋口峻明
No.84 柴田雅之
No.85 中村魁斗
No.86 小野寺慶
No.88 西尾勇人
▲スタート地点には齋藤淳一郎 矢板市長
雨の中スタートとなった やいた片岡ロードレース
県北ホームレース2日目はやいた片岡ロードレース。
矢板市の片岡駅周辺の10.7㎞を8周回する。ポイントとなる登りは距離は短いが勾配がきつく、例年終盤に抜け出した小集団での争いになる。
去年4位と相性のいい勇人と調子のいい下島を終盤に残し、序盤からの逃げは魁斗が狙っていく作戦でスタートした。
▲雨の中レースがスタート
雨が降る中、序盤からアタックが激しくかかる。勇人、魁斗が抜け出しを図るが、決まらず3周目にブラーゼンの乗っていない6名の逃げが出来てしまう。
メンバーは
宇都宮ブリッツェン 鈴木譲 鈴木龍
マトリックス ホセ・ビセンテ
シマノ 木村圭佑
ブリヂストン 孫崎大樹
日本ナショナルチーム 津田悠義
▲序盤から動く魁斗
▲ポイントとなる登り区間
メイン集団を牽いて振り出しに
この時点で、メイン集団の数は3分の2ほどになっており、ブラーゼンも下島、勇人、魁斗の3名のみ。
不利な状況だが、残る3名で追走を始める。30秒ほどに開いたタイム差を2周かけて徐々に縮め、差が詰まったところで下島がアタックし逃げを吸収。
▲3名でローテーションし逃げを追う
ここからカウンターアタックでさらにペースが上がるが、メイン集団には下島と魁斗が残る。
終盤に向けてアタックが何度もかかるが、なかなか決まらずに残り2周へ。
レースが動いたのは、やはり登り区間。消耗した集団から7名が抜け出し、一気に差をつける。
ブリッツェン 岡
マトリックス オールイス、ホセ・ビセンテ
シマノ横山
日本ナショナルチーム 渡辺
ブリヂストン窪木、今村
ブリヂストンの勝ちパターンでフィニッシュ
このメンバーでスプリントかと思われたが、ゴールまで500mを残して今村(ブリヂストン)が先行。5名が窪木を警戒する隙をついて逃げ切り、宇都宮ロードレースと同じパターンで今村・窪木のワンツーフィニッシュを決めた。
メイン集団でゴールした魁斗が最高位の23位。下島は32位でゴールした。
▲ブリヂストンのワンツーフィニッシュ
▲魁斗がメイン集団で23位
▲下島は32位
リザルト
https://jbcf.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/file/communique_files2/887_5cfd1417229ae.pdf
岩井GMコメント
やいた片岡ロードレースは、最悪な序盤戦からスタートでしたが、よく3名で引き戻してくれました。あの力を先頭の勝負集団で使うためにはあと1人,2人コンディションが上がってこないとチームとして厳しいので、残るメンバーの復調が待たれます。那須塩原クリテリウム、やいた片岡ロードレースとリザルトが残せず、悔しいですが、選手たちも相当危機感を持っています。このあとのレースでは、今回のホームレースでの惨敗を忘れずに戦ってほしいと思います。
今年は本当に厳しいレースが続いています。選手それぞれが問題を抱えている部分もあり、なかなか毎レース総力を結集出来ていないことがとても痛いです。個人個人の能力を考えると今年のチームはこんなものではないはずなので、まだまだ挽回できると信じて残りのレースも全力を尽くします。