開催日:2019年7月7日(日)
レース距離:1.7㎞×30周=51㎞
《出場選手》
No.81 飯野智行
No.82 下島将輝
No.84 柴田雅之
No.85 中村魁斗
No.88 西尾勇人
▲西日本豪雨から1年 レース前に黙祷を捧げる
広島ラウンドDay-2 クリテリウム
広島ラウンドの2日目は広島市内商工センター周辺の公道を使った1.7km×30周回=51km。
Uターンやコーナーはあるが、比較的大集団で進むレースだ。地元ヴィクトワール広島を中心に開催され、当日は多くの観客が詰めかけた。
ブラーゼンは下島のスプリントを中心にレースを組み立てるが、前日から調子を崩していたため、レース中にプランBへ切り替えることも視野に入れる必要がある。その場合は勇人がスプリントに臨む。
▲集団内の飯野、下島
レースがスタートすると、アタック合戦で速い展開の中から、3名が飛び出す。
メンバーは前日も逃げた吉岡(チーム右京)、岸(リオモベルマーレ)、小森(マトリックス)。
ピュアスプリンターのいないチームの逃げに対して、スプリンターを抱えるシマノとブリヂストンがすぐにコントロールに入る。
▲3名の逃げ
▲シマノレーシングがコントロール
タイム差は20秒ほどを推移し、レースが進む中、ブラーゼンは様子を見ながら集団内で展開するが、やがて下島が体調不良によって遅れてしまう。
プランBで勇人がスプリントに臨むことに。
中盤になると、集団のコントロールはブリッツェンも加わり3名を少しずつ追い詰めていく。
▲集団内のブラーゼン
▲勇人がスプリントをすることに
▲集団前方に位置獲る柴田
終盤再びシマノやブリッツェンが先頭にたち、逃げを全て吸収。
勝負は大集団でのスプリントへ。柴田が勇人を引き上げ残り1周。各チームのアシストが上げきったスピードに勇人が耐えながらゴールへなだれ込んで11位、魁斗が15位でフィニッシュ。
優勝はブリヂストンの黒枝となった。
▲2名になった逃げ 集団が迫る
▲ゴール後の勇人 11位でフィニッシュ
岩井GMコメント
本来は下島のスプリントに賭けたいところでした。調子が悪くても、逆に無駄に動かず大事に大事に走って終盤脚が残る場合もあるので、諦めないように下島をプランAでスタートしました。前日からかなり苦しそうにしていたので、結局代わりに勇人に託すことになりましたが、ピュアスプリンターに混じってもう少しでTOP10だったので勇人はかなり走りの幅が広がってきたと感じます。柴田も随所に良い位置取りでチームメイトを助けていますし、この広島ラウンドはチームでここまでのシーズンよりも手応えを掴めた遠征になりました。次は近隣で開催される石川ロードなので、多くのサポーターの前でよい走りが出来ればと思います。