開催日:2019年7月14日(日)
レース距離:13.6㎞×7周+7㎞=102.2㎞
《出場選手》
No.81 飯野智行
No.83 樋口峻明
No.84 柴田雅之
No.85 中村魁斗
No.86 小野寺慶
No.87 西尾憲人
No.88 西尾勇人
雨の石川ロードレース
Jプロツアー13戦は福島ラウンド「石川サイクルロードレース」。
第18回を迎える伝統のコースだ。例年、気温が高く区間が長いこともあり、消耗戦となるが、今年は雨。類を見ない集団スプリントでの決着となった。
ブラーゼンは東広島ロードレースで7位になった魁斗、そして好調の勇人を中心に勝負。柴田と憲人が逃げを狙っていき、その他のメンバーは勇人と魁斗のための位置取りに力を使う。
▲アタックする憲人
レースがスタートすると何度かのアタックの後、2周目に逃げが決まる。
メンバーは、入部(シマノ)、武山(UKYO)、新城(キナン)、徳田(ブリヂストン)、小森(マトリックス)、雨澤(日本ナショナルチーム)
全日本チャンピオン入部とU23全日本チャンピオン武山を含む強力な逃げに対し、メイン集団はブリッツェンがコントロールする。
▲ブリッツェンがコントロールするメイン集団
▲集団内の勇人と魁斗
▲下りをこなす柴田
▲時折雨が激しくなる
残り2周でレースが本格的に動く
逃げ集団は30秒ほどの差で逃げ続けるが、メイン集団のブリッツェンも崩れない。
残り2周、逃げのメンバーも4名に減ったところでレースが動く。フィニッシュ地点に至る4㎞の登りでメイン集団がペースアップ。
逃げを吸収し、メイン集団は20名ほどに絞られた。ブラーゼンはここに勇人が残り、前方で他チームの動きに対応していく。
残り1周に入る手前でシマノレーシングの木村が単独で飛び出すが、吸収されてラスト4㎞の登りへ。
ここでも集団は崩れずに20名程でスプリントへ。
石川ロードでは珍しい混戦のスプリントの中から抜け出したのはブリッツェンの岡。勇人は同じ集団の後方に埋もれて14位でフィニッシュとなった。
▲残り1周に入る勇人 集団前方で動く
▲ブリッツェン岡がスプリントで先着
▲勇人は最後まで残ったが14位
▲憲人が遅れてフィニッシュ
▲魁斗はこの日は振るわず63位
ーリザルトー
1位 岡篤志 宇都宮ブリッツェン
2位 吉岡直哉 チーム右京
3位 木村圭祐 シマノレーシング
14位 西尾勇人
https://jbcfroad.jp/result/25/
岩井GMコメント
今年は逃げが決まって集団がコントロールされてという割とシンプルな展開に加え、暑さによる消耗が少なったことで珍しい石川ロードでした。勇人はかなり余裕をもって残れていたので、もう少し人数が絞られる展開が良かったのかもしれません。狙っていた石川ロードでしたが、直前で下島の欠場や柴田も体調を崩すなど悪いタイミングが重なり、振るわない結果となってしまいました。誰かがだめでもほかのメンバーでカバーできるよう、全選手の奮起を期待したいところです。