開催日:2019年8月10日(土) 12:05

開催地:大分いこいの道周辺特設コース 大分市金池南1丁目5番1号

レース距離:1km×30周回 30km

レース公式ホームページ→https://www.oita-cyclefes.com/criterium/

 

《出場選手》

No.131 下島将輝

No.132 西尾勇人

No.134 西尾憲人

No.135 柴田雅之

No.137 中村魁人

 

 

リザルト

1位 今村 駿介(チームブリヂストンサイクリング)

2位 椿 大志(キナンサイクリングチーム)

3位 窪木 一茂(チームブリヂストンサイクリング)

13位 西尾 勇人(那須ブラーゼン)

 

大分駅前の中心地で行われるクリテリウム

昨年からUCIレースとなった大分2連戦。

土曜日のクリテリウムはUCIポイントは付与されず、日曜日の前哨戦の意味合いが強いが、

大分駅前の中心地で行われるため多くの観客が訪れる。

 

出走人数は5人で、那須ブラーゼンは好調を維持している5人をメンバーに選んだ。

レース前にはチームプレゼンテーションが行われる

 

前日のミーティングでは、下島、西尾勇人を中心に上位を狙い、積極的にレース展開に加わり明日へつながるレースをすることを確認した。

 

レースはスタート後アタック合戦が続き、ハイペースで進む。集団前方には中村と西尾憲人が位置取り、展開に加わろうと試みる。

何度か逃げが形成されそうなタイミングもあったが、ブラーゼンは加わることが出来なかった。

 

7周目に5名が先行。この動きの中で今村選手が1回目のスプリント賞を獲得。

メイン集団はシマノレーシングがコントロール。

集団前方に位置取る憲人&魁人

昨年に引き続き集団コントロールを行ったシマノレーシング

 

中盤にレースが動く

逃げ集団は10周回目のスプリント賞の後に吸収され、新たに勝ち逃げのきっかけとなる今村選手と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)が飛び出す。

2回目のスプリント賞も今村選手が獲得。

集団からはニコラス選手(エックススピード・ユナイテッド・コンチネンタル)が単独で追走し、先頭に追い付き3名になる。

さらに後続から内間選手(チーム右京)や、さらには窪木選手らも合流し先頭は8名に膨らむ。

 

那須ブラーゼンは西尾勇人、下島、中村が集団中ほどで位置取る。

集団から抜け出す今村選手と小野寺選手

集団中ほどで位置取る

この逃げが勝ち逃げとなった

 

想定外の逃げ切りへ

集団はまとまってコントロールするチームがなく、思うように追走できず、逃げ切りが決まる。

ブラーゼンは下島、中村で西尾勇人を守り、後続のスプリントに備えた。

 

逃げ集団では必勝態勢を築いたチームブリヂストンサイクリングが攻撃を行い、ロングスパートした今村選手が優勝。

UCIレース初勝利となった。

 

後続のスプリントでは西尾勇人が5番手に入り、13位でのフィニッシュとなった。

今村選手がUCIレース初勝利

 

ゴール直後の下島と西尾

 

岩井GMコメント

今回は勇人をエースに置いて、前半は集団牽引して脚を温存させる作戦だったが、各チームが入り乱れて作戦通りとは行きませんでした。

勇人は勝ち逃げができたタイミングで、まだ距離があるので見送ってしまったそうですが、そこが今回の勝負の分かれ目でした。

スプリントが得意でない中でも、勇人が後続集団トップ付近でゴールできたのは明るい材料なので明日に期待したいと思います。