開催日:2019年8月11日(日) 9:00

開催地:大分スポーツ公園周辺特設コース 大分市大字横尾1351番地

レース距離:11.6km×13周 150.8km

レース公式サイト https://www.oita-cyclefes.com/urban_classic/

 

《出場選手》

No.131 下島将輝

No.132 西尾勇人

No.134 西尾憲人

No.135 柴田雅之

No.137 中村魁人

 

リザルト

1位 ドリュー・モレ(トレンガヌ・INC.・TSG・サイクリングチーム)

2位 マラル・エルデネ・バトムンフ(トレンガヌ・INC.・TSG・サイクリングチーム)

3位 イーヴァン・バートニク(エックススピード・ユナイテッド・コンチネンタル)

 

市街地で行われるUCIレース

UCI2クラスとなる「おおいたアーバンクラシック」は大分市スポーツ公園周辺の起伏の富んだコースで、市街地や住宅街を走り抜ける。

今年は8月の開催となったことで、タフなコースに加え、暑さへの適応力も勝負のカギとなる。

 

那須ブラーゼンは昨日と同じメンバー構成で、好調の西尾勇人と中村を中心に、積極的な展開で上位を目指す。

▲WAVE ONE中田社長より激励をいただく選手たち

 

 

レースは9:00にスタートし、激しいアタック合戦が続き早々に遅れ始める選手もいる中、2周回目に西尾勇人が21名の先頭集団に入った。

▲集団前方でアタックに反応する中村

 

▲21名の先頭集団に入った西尾勇人

 

集団はチームブリヂストンサイクリングがコントロールし、タイム差は2分近くまで広がる。

猛暑により集団が縮小

メイン集団はチームブリヂストンサイクリングを中心に懸命に追走するが、タイム差は縮まらずむしろ拡大傾向に。

暑さもあって脱落者が続出し、メイン集団をコントロールするチームがなくなり7周目にはタイム差が3分ほどになる。

この時点で、メイン集団に残るのは柴田のみ。

▲チームブリヂストンサイクリングやヴィクトワール広島が集団を牽引

 

コントロールするチームがいなくなった集団から8周目に4名の追走が出る。その後ろの4名の追走集団に柴田が加わる。

4名の第1追走集団は9周目に先頭集団の1分後ろまで迫るが、なかなか追いつかない。

柴田の第2追走集団は暑さもあってペースが上がらない。

▲のちに完走する最終グループとなった追走集団

▲柴田が集団から抜け出すもペースは上がらない

先頭集団で優勝争いが始まる

逃げ切りが決まった先頭集団では10周目には先頭から米谷選手(イナーメ信濃山形)が単独で飛び出すも、のちに吸収される。

▲単独で抜け出す米谷選手

これらの動きで集団は活性化され、11周目には先頭集団から7名が抜け出し、後続に20秒差をつける。

勇人はこの動きで集団から遅れてしまう。

▲抜け出した7名の選手たち

▲集団から遅れ単独でゴールを目指す西尾勇人

 

 

抜け出した7名のグループはアタックなどにより崩壊し、最後はトレンガヌ・INC.・TSG・サイクリングチームがワンツーフィニッシュ。

西尾は最終周回に入るも途中でタイムアウトを宣告され、完走はならなかった。

▲トレンガヌ・INC.・TSG・サイクリングチームが強さを見せた

 

 

岩井GMコメント

序盤から激しいレースとなった中で、力のある選手たちだけで決まった先頭集団に勇人が入れたのはとてもよかったです。先頭集団に入ってからは完全に力勝負となりましたが、走り方や補給などをもう少しうまくしていれば、勇人はもう少し走れたかなと思います。そのあたりも含め、今日の結果は今の実力の現れなので、シーズン後半に向けてまたトレーニングを積んでいきたいと思います。最後になりましたが、レース開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様、また、暑い中応援してくださった方々ありがとうございました!