開催日:2019年9月6日(金)
開催地:北海道旭川市スタート
レース距離:1stステージ185㎞
公式サイト→https://www.tour-de-hokkaido.or.jp
テクニカルガイド→https://www.tour-de-hokkaido.or.jp/files/information/69/2019_technicalguide.pdf
《出場選手》
下島将輝
西尾勇人
柴田雅之
西尾憲人
中村魁斗
1stステージ 9/6(金) 旭川市~新得町 185㎞
第1ステージは今大会で最も厳しいレイアウトとされるコース。
作戦は勇人を序盤の逃げに送り込んで山岳賞を狙うことを第一にしてスタート。
特に57㎞の最初の山岳ポイントの前にも厳しい登りがあるため、そこを意識して動く。レースがスタートすると早速アタック合戦。勇人が逃げに乗るべく何度かトライするも決まらず。
特に57㎞の最初の山岳ポイントの前にも厳しい登りがあるため、そこを意識して動く。レースがスタートすると早速アタック合戦。勇人が逃げに乗るべく何度かトライするも決まらず。
美瑛町に入ったところ、距離にすると30㎞手前に、カテゴリーはついていないが厳しい登りがあるという事前情報をもとに、そのポイントを意識するが、意外にも20㎞地点辺りの平坦区間で逃げが決まった。
逃げのメンバーは15名と多く、この中に柴田が入る。メイン集団もハイペースだが、逃げのペースも速く最初の山岳で何名かが脱落する中、柴田はしっかり登りのペースに対応する。
その後、2名の追走が追いついて、この日の勝者となるNIPPOのザッカンティとマトリックスのホセ・ビセンテが合流。逃げは11名で落ち着いた。
柴田は57㎞と70㎞の山岳ポイントで、7位通過1ポイントと4位通過4ポイントを獲得。山岳賞のポイントを計5ポイントを獲って逃げ続ける。
柴田は57㎞と70㎞の山岳ポイントで、7位通過1ポイントと4位通過4ポイントを獲得。山岳賞のポイントを計5ポイントを獲って逃げ続ける。
▼コースプロフィール

二つの山岳を経てメイン集団もバラバラに。メイン集団に魁斗、後続に勇人と憲人、さらに後方に下島となる。後続は結局この時点でのグループがそのままゴールすることになるが、下島が補給地点で落車によってリタイヤ。軽傷だが明日以降のスプリントのチャンスを失いチームには痛手となった。
先頭は快調に逃げ続け、2分ほどのタイム差を持って最後の山岳である狩勝峠へ。ここまで良い走りを見せていた柴田だったが、ステージ争いをかけたペースアップに対応できず、遅れてしまう。
頂上までは粘ったものの下り区間でメイン集団に吸収され、魁斗と共に先頭から1分38秒差でゴールとなった。
頂上までは粘ったものの下り区間でメイン集団に吸収され、魁斗と共に先頭から1分38秒差でゴールとなった。
優勝は狩勝峠で抜け出したNIPPOのザッカンティ。柴田と一緒に逃げたグループの内、7名が25秒差でゴールした。
▼第1ステージリザルト


▼山岳賞リザルト


▲健闘した柴田が悔しそうにレースを振り返る
岩井GMコメント今年の北海道は、まず勇人で山岳賞を狙うことを目標にしていました。8月のトレーニングでも登り頂上でのもがきあいを数多く入れて準備してきました。
結果勇人は逃げに乗ることが出来ず、代わりに柴田が乗った形でしたが、逃げのペースがかなり速い中でもしっかり残った柴田はとても良いパフォーマンスでした。結果的には終盤に遅れてしまいましたが、明日以降総合争いに関係していないことで逃げを容認してもらえる可能性が高いので、山岳賞を狙っていきます。第2ステージでのスプリントを狙っていた下島が落車によってリタイアしたことは残念でした。また第1ステージを終えてU26チーム総合は2位につけているので、第2ステージ以降も安定して3名をゴールさせられるよう残る4名で全力を尽くします。