開催日:2019年9月9月8日(日)
開催地:北海道旭川市スタート
レース距離:3rdステージ182㎞

公式サイト→https://www.tour-de-hokkaido.or.jp
テクニカルガイド→https://www.tour-de-hokkaido.or.jp/files/information/69/2019_technicalguide.pdf

 

《出場選手》
西尾勇人
柴田雅之
西尾憲人
中村魁斗

3rdステージ 9/8(日) 北見市~旭川市 182㎞

第3ステージは前半に細かい登りがあり117㎞まで緩やかに登って北見峠をこえてからは下り基調。
ブラーゼンは勇人が北見峠を耐えてスプリントにかける作戦。柴田、憲人、逃げ。魁斗は総合成績でも2分弱の差につけているが、同タイムに20人程がおり、普通にゴールしても逆転は難しいことから、魁斗も逃げにチャレンジしていく。

 

コースプロフィール上、カテゴリーはついていないが、置戸町から北見市の20㎞~30㎞あたりでそこそこの登りがある。一時柴田が第2ステージ優勝者含む3名で抜け出すが決まらず、次の登りで力のある選手たちが抜け出し1分の差をつけた。メンバーは岡(ブリッツェン)、マンセボ(マトリックス)等の有力選手たち。

しかし、この動きはチーム右京が集団を牽引して振り出しに戻す。
集団が一つになると今度は4名が飛び出す。増田(ブリッツェン)、マンセボ(マトリックス)、木村(シマノ)、ダットンジェイ(セントジョージ)。

先頭4名はタイム差を2分ほどまで拡大し逃げ、しばらくはこの構図でレースが進む。ブラーゼンは4選手が北見峠に入るが、キナンサイクリングチームが攻撃をしかけペースが上がり山頂まで2㎞程で憲人が遅れる。ややばらけながら山頂をこえた集団は下りで一つにまとまり、勇人、柴田、魁斗の3名でゴールへ向かう。

ゴールまでの約50㎞は下り基調。NIPPOがハイペースで牽き逃げとのタイム差は縮小。増田とマンセボが粘るが集団は一つになってスプリントへ。柴田、魁斗と連携してスプリントに臨みたかった勇人だが20番手あたりでなだれ込みとなり、結果は21位となった。

ー ツール・ド・北海道 総合成績 ー

中村魁斗 総合29位 トップとのタイム差 2分8秒
柴田雅之 総合37位 トップとのタイム差 9分21秒
西尾勇人 総合47位 トップとのタイム差 22分34秒
西尾憲人 総合53位 トップとのタイム差 25分20秒

山岳賞総合成績 柴田雅之 13位 
U26 チーム総合成績 3位

▼第3ステージリザルト

 

 

▼個人総合時間賞 総合成績

 

▼山岳賞総合成績

▼U26 チーム総合成績

 

 

 

▼スタートを待つ魁斗

 

 

▼スタート前に機材を確認する郡司メカニック

 

▼旗を持って応援に来てくれたサポーターの方と共に

 

岩井GMコメント

第2ステージで見せ場がなかったので、最終ステージこそはと意気込んで、3選手が積極的に逃げを狙いましたが、リーダーチームのコントロールは流石でなかなか大人数は許してもらえなかったようです。逃げたメンバーはかなり強力で力のあるメンバーだったので仕方ないかなと思います。北見峠はなんとか耐えてあとは勇人のスプリントというフィニッシュでしたがなだれ込みが精一杯で残念でした。ツール・ド・北海道通して結果は得られませんでしたが、若いチームの中では比較的安定して3日間を走り切り、U26チーム総合を海外チームに次ぐ3位で終えられたことは良かったです。今回のメンバーはそこそこ登れているので、次戦のJプロツアー南魚沼でも良いレースが出来るよう調整して臨みます。