レース距離:3.5㎞×12周回=42㎞
レース格付:ブロンズ
《出場選手》
No.82 下島将輝
No.83 樋口峻明
No.84 柴田雅之
No.87 西尾憲人
No.88 西尾勇人
テクニカルガイド→https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/20190927_maebashiCR_0821SS_5d5d6eb0b3e23.pdf
樋口の引退レースとなる まえばしクリテリウム
Jプロツアー第19戦は群馬県庁前で行われるクリテリウム。1周3.5㎞を12周の42㎞で争われた。チームからのリリース通り樋口峻明選手の引退レースとなる。
当日は多くのサポーターから労いの言葉を贈られスタートラインについた。
出場選手は最大7名だが、魁斗をジャパンカップのための調整で欠場、慶が直前で高熱により欠場となり5名での出走となった。
▲このレースが国内での引退レースとなる樋口
レースがスタートするといくつかアタックがかかるが、集団は一つで進む。ブラーゼンは憲人がアタックしていく作戦で、その通り序盤に何度か飛び出しを図るが決まらない。
ブリヂストンやマトリックスなどスプリンターを抱えるチームが集団を一つにまとめるプランのためかその後もアタックが決まらずにレースが進む。
▲積極的に動く憲人
▲ブリヂストンが集団をコントロール
ブラーゼンは集団スプリントの場合は下島を最終周回でいい位置に送り込んで勝負する作戦のため、中盤以降は樋口、柴田、勇人と隊列を組み終盤戦に備える。
▲隊列を組んで終盤戦に備えるブラーゼン
集団スプリントが濃厚になってきた残り3周からは宇都宮ブリッツェンが先頭にたってペースを上げる。
この終盤のペースアップによって下島が番手を上げきれず、勇人と樋口が連携してスプリントに臨む。
▲終盤はブリッツェンが先頭に立つ
最終周回のコーナーを抜けてブリヂストン、マトリックス、宇都宮ブリッツェンが横並びになる中、僅差でマトリックスのオールイス選手が優勝。
その後方で、このまえばしクリテリウムが引退レースとなる樋口が12位でフィニッシュとなった。
▲樋口が12位でフィニッシュ
▲レースを振り返る樋口と勇人
岩井GMコメント
今年のまえばしクリテリウムは距離も短くスプリントを望むチームがまとめてくるレースとなりました。展開上は動きがなくつまらないレースになってしまいましたが憲人が思い切ってチャレンジを出来たこと、勇人の安定した走り、そして樋口が引退レースということで気持ちの入った走りを見せてくれたことが良かったです。下島のコンディションに不安が残りますが、ジャパンカップまでに復調してくれればと思います。明日はヒルクライムなので、過去8位に入っている柴田に期待したいと思います。