レース距離:21.5㎞(標高差1313m 平均勾配6.4% 最大勾配9.4%)
レース格付:ブロンズ
《出場選手》
No.82 飯野智行
No.84 柴田雅之
No.88 西尾勇人
テクニカルガイド→https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/20190928_akagiyama_0822SO_5d5e7b7c70e43.pdf
2年ぶりの開催となる赤城山ヒルクライム
Jプロツアー第20戦は赤城山ヒルクライム。ホビーレースとしては毎年恒例の歴史あるレースだがJプロツアーとしての開催は2017年以来2年ぶり。
2017年は柴田がTOP10入りしていることから今年も柴田に期待がかかった。ブラーゼンの出走は飯野、柴田、勇人という登り系の3名でスピード系の選手たちは欠場とした。
▲スタートを待つ柴田
序盤は直線の緩斜面で中盤以降に本格的な登りが始まる。平均勾配は6.4%と国内のヒルクライムにしては緩いコースに見えるが、中盤以降の登りはかなり厳しい。
レースがスタートすると序盤はスピードに乗って大集団で進む。緩斜面は東京ヴェントスがコントロールするが、急斜面に入ると集団先頭はマトリックスに代わり急激にペースが上がる。
マトリックスのアシスト勢が牽引を終えるとマンセボ選手がペースを上げて集団は崩壊。ブリヂストンの2名(徳田/石橋)、マトリックス3名(マンセボ/ホセ/オールイス)で抜け出す形となり、そこからさらに抜け出したマンセボ選手とホセ選手がワンツーフィニッシュ。前橋の2連戦を連勝する形で終えた。
ブラーゼンは柴田の21位が最高位。このレースに向けて体重を60㎏以下に絞り臨んだが、逆にパワー不足となり振るわない結果となった。
▲朝7時 スタートを切る集団
ーリザルトー
1位 ホセ・ビセンテ マトリックスパワータグ
2位 フランシスコ・マンセボ マトリックスパワータグ
3位 徳田優 ブリヂストン
21位 柴田雅之
33位 西尾勇人
56位 飯野智行
全リザルト
https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/P1_P_5d9037585713c.pdf
▲今シーズン最も減量した状態で臨んだ柴田だったが21位に終わった
▲スタートを待つ飯野 56位でレースを終えた
▲スタートを切る勇人 ヒルクライムは得意ではないがまずまずの33位
岩井GMコメント
赤城山ヒルクライムは序盤が緩くて集団で進みますが、結局は斜度がきつくなるので、その日の登坂力がそのまま出るレースです。シーズン終盤なので最低限の人数での出走としました。9月は好調で来ていただけに柴田の21位というリザルトは残念でした。本人も減量して登り用の体を作っていただけに残念でしょうが、ジャパンカップとツール・ド・沖縄では中心になる選手なので、しっかりとロードレース用の体に戻して残るシーズンを戦ってほしいと思います。また今日の赤城山ヒルクライムをもってJプロツアー2019は最終戦となりました。本来の最終戦である山口遠征はジャパンカップに向けた調整期間として欠場します。2年連続でJプロツアーでの表彰台は逃してしまい、また今年は年間のチーム順位もかなり落としてしまうことになりました。チームを監督する身として大きな責任を感じていますが、まだレースは残っているので、まずは残るUCIレースを全力で戦いたいと思います。