【第二回NASU BLSEN CUP】
開催日:2020年5月16日(土) 13:00 レーススタート
開催地:Zwift Watopia “ VOLCANO CIRCUIT”
レース距離:35.3km(8周回)

レース映像

ダイジェスト版

 

今回のレースは故障及び体調不良のメンバーを除く7名が出場した。
ZWIIFTのレースも3度目と回数を重ねてきたためか、通信不良などの機材トラブルもなく無事にスタートが切られた。

開始直後は全員が穏やかな立ち上がりを見せる。ディフェンディングチャンピオンの渡邊翔太郎(那須ブラーゼン)や佐藤宇志らが散発的にアタックするも集団が容認せず。動きがあったのは5.5km地点、集団の空気が緩んだ瞬間を見計らい谷順成(那須ブラーゼン)がアタック、自らは追いたくないという気持ちと谷を疲れさせたいという思惑が生まれたためか、集団はこの逃げを容認。

第一スプリントポイント前に佐藤大志(那須ブラーゼン)、西尾勇人(那須ブラーゼン)、下島将輝(那須ブラーゼン)らがペースアップを図るも、そのまま10秒ほどのタイム差を付けつつ、第一スプリントポイントは谷が獲得。

集団では竹村拓(那須ブラーゼン)が遅れるも先頭を捉えるべく依然ハイペースで進行する。逃げ続けていた谷を12kmで集団が吸収、一旦レースが振り出しに戻る。

第二中間ポイントに向けて集団が活性化する中、谷が再び抜け出しトップで通過、そのままのペースで再び独走に入る。
この動きの中で前回の優勝者の渡邊がまさかの集団から脱落。ZWIFTレースの厳しさが伺える。

レースは先頭を走る谷、それを追いかける4名という構図のまま進行し、谷が三度目の中間スプリントを獲得する。

ゴールゲートにむけて先頭に追い付きたいメイン集団では勇人、下島らがペースを上げたことで集団が分裂。一時は勇人が8秒差ほどまで迫るも、谷が後ろとの秒差をしっかりと確認しながらペースをキープしそのまま独走し優勝を果たした。
第二回NASU BLSEN CUPの栄光の座は、完全優勝を果たした谷順成が手にする結果となった。

 

-スターティングメンバ―-

・下島将輝
・西尾勇人
・渡邊翔太朗
・谷順成
・西尾憲人
・竹村拓
・佐藤宇志

 

-リザルト-

[NASU BLASEN CUP(第1回チーム内選手権]

1位 谷順成(那須ブラーゼン)
2位 西尾勇人(那須ブラーゼン)
3位 下島将輝(那須ブラーゼン)
4位 西尾憲人(那須ブラーゼン)
5位 佐藤宇志(那須ブラーゼン)
6位 竹村拓(那須ブラーゼン)
DNF渡邊翔太郎 (那須ブラーゼン)
DNS柴田雅之 (那須ブラーゼン)
DNS佐藤大志(那須ブラーゼン)
DNS新開隆人(那須ブラーゼン)
DNS小野寺慶(那須ブラーゼン)

中間スプリント賞(1週目、2週目、3週目)

谷順成(那須ブラーゼン)

各選手コメント

谷順成
「今回は基本的に平坦基調で登りも少ない自分の得意なコースだったので、最初からガンガンいこうぜ作戦でした。最初の中間スプリントで後ろとの差がついたのでそのまま行けるところまで行こうと思いました。最後はしんどかったんですが、後ろの西尾さんに10秒差をつけたまま逃げ切る事ができました。次回のレースも積極的に動いて面白いレースにしたいと思います!」

西尾勇人
「コンディションが良くない上に平坦基調のコースだったため、厳しいレースを強いられましたが、今日出来る最善の走りは出来たと思います。2戦連続で2位なので次回こそは優勝します!」

下島将輝
「誰かを逃がして泳がし、最後の集団スプリントで勝つ作戦でしたが逃げ切られてしまいました。作戦通りに進んだかなと思いましたが、谷選手が強かったです。次戦優勝できるように準備します。」

西尾憲人
「新たな自分の弱点が見えたので結果以上に得られたものはあったと思います。またトレーニングを続けていきたいと思います。」

佐藤宇志
「谷さんが強かったです。登りをもっと踏んで、平坦は休んでのメリハリのある走りをするべきでした。次回は優勝を狙います!」

竹村拓

「根本的に力不足です。もっと練習して勝てるように精進します!!」

渡邊翔太郎
「前回優勝してたので今回も狙っていましたが、調子があまり良くなく思う走りを出来ませんでした。次回はコンディションを整えて優勝を狙いたいと思います。」