【第三回NASU BLSEN CUP】
開催日:2020年5月24日(日) 13:10 レーススタート
開催地: innsbruck “ innsbruckring”
レース距離:30.0km(3周回)

レース映像

 

今回のレースは故障中及び体調不良のメンバーを除く8名が出場した。
レース未エントリーの小野寺慶、新開隆人及び佐藤大志による先導のローリングスタートでレースが開始した。

開始直後は全員が穏やかな立ち上がりを見せる。序盤は集団には大きな動きがなく一つのまま最初の登りに差し掛かる。
西尾勇人がここで強烈なアタックを仕掛け、集団は縦に長く伸びる。頂上地点では集団がバラバラになり竹村拓(那須ブラーゼン)が遅れる。先頭の西尾勇人は下りに入ってもアタックを継続、それを谷順成(那須ブラーゼン)がチェックに入り、それを集団が追いかけるという構図に。

10kmの中間スプリント地点を前に集団は一つに、ここでお見合いになりペースダウン。スプリント地点直前に動いた下島将輝(那須ブラーゼン)が一週目の中間スプリント賞を獲得。二週目の平坦区間で下島、渡邊らが散発的にアタックするも谷がここもしっかりチェックに入り、これを容認せず。

再び勝負が動いたのは二週目の登り区間、またしてもここで西尾勇人がアタック、カウンターを受ける形になった下島はここで遅れ始め集団から脱落。

集団は一つのままで三周回目に差し掛かろうとしたとき、ここまで順調に走っていた佐藤宇志(那須ブラーゼン)が機材トラブルにより集団から遅れる。佐藤はすぐにレースに復帰したものの、集団内ではこのタイミングで谷がアタックしたことにより集団に戻ることはできず。谷のこの動きを見逃さなかった勇人が追従、第二中間スプリントは大きくは争わず流れで勇人が獲得。

活性化した集団ではこれまでは自ら動かなかった柴田(那須ブラーゼン)、西尾憲人(那須ブラーゼン)がアタック、勇人はこの動きについていけずに集団から脱落。

三週目の最後の登りで再び柴田が効果的なアタック。この動きにより憲人が遅れ、先頭は柴田、谷、渡邊の三名に絞られる。

ゴール前で谷、柴田が積極的に仕掛け激しい争いに。しかし瞬発力のある渡邊が冷静に動きこのスプリントを制した。

第一回の優勝の渡邊が再び勝者に返り咲く結果となった。

 

勝利のガッツポーズを決める渡邊翔太郎

-スターティングメンバ―-

・下島将輝
・西尾勇人
・柴田雅之
・渡邊翔太朗
・谷順成
・西尾憲人
・竹村拓
・佐藤宇志

 

-リザルト-

1位 渡邊翔太郎(那須ブラーゼン)
2位 谷 順成(那須ブラーゼン)
3位 柴田 雅之(那須ブラーゼン)

中間スプリント賞(1週目、2週目)
下島将輝(那須ブラーゼン)、西尾勇人(那須ブラーゼン)

 

渡邊翔太郎コメント

「第二回の那須ブラーゼンカップは調整不足で疲労を残したままで出てしまい、序盤でリタイアする形になり悔しかったです。今回はそこを反省しフレッシュな状態でレースに臨めたことが勝利に繋がったのかなと思います。応援頂いた皆さん、ありがとうございました。」