これは僕が中学生の時の話。

 

お昼ご飯は給食じゃなくて、おかんのお弁当or購買部のパンやったんですが

おかんのお弁当が正直あんまり好きでなかったんです。週一回のパンの日が楽しみでした

なんでかとゆーと、

具の匂いがきつめやったり、汁が垂れてて弁当のフタに染みてたりとかしてたんです。

普通に冷凍食品のエビフライ入れてや!(ほぼ衣の細身のやつ)

と、何回か頼みましたが、

身体に良くないねんでアンタ!と出番は少なめ。(今考えるとごもっともです)

そんな、ある日のお弁当。

健康にも気を使って作ってくれてたお弁当。しかし、あー今日は変なことなってないかなー?(ビクビク)

親の心子知らずな僕は蓋を開けたのです。

 

すると横の席の友達が一言

「えっ。そのきゅうり、なんなん?笑」

弁当箱の中におにぎりが3つ。そのおにぎりとおにぎりの間にスライスされたきゅうりが挟まってました。

僕「わからん。色どりやろ?笑 ハハッ(赤面)」うわぁ、はずい。めちゃはずい。

生のきゅうり自体が全然美味しくないのもあって、なんかその時おかんへの苛立ちが込み上げてきたのです。

やっぱりきゅうりの配置謎やん。そのポジション任されてへんやん。いきなり放り込まれて、え?って顔してるやん。こいつドレッシングかけたらなあかんやん。

おおおおおお

なんできゅうり、おにぎりに挟んでくれてんねん!

と。

そして、

帰宅しておかんに言いました。

 

僕「あのきゅうり、なんなん?怒」

すると

おかん「そんなんゆーんやったら、購買部のパン毎日食べたらいいねん!(怒怒)」

 

きゅうりも災難です。スライスされて弁当に入れられて。そのポジションが悪かっただけで、悪者扱い。よく考えるとひどい話ですよ。

 

次の日から、

シモジマ、昼のパン祭りがスタート。

 

これで誰の目も気にすることなく、コロッケパン、ブルーベリーパン、クリームパン、焼きそばパン…

うまいパンばかり。

そこにきゅうりはいない。ふぅー安心。一生ベンチで座っててくれきゅうり。お前の出番はもうない。

さて、明日は何のパンにしようか?

そんな希望に満ちた毎日でしたが、

幸せと思えたその生活は3日で終了しました。

毎日食べるパンに飽きてしまい、お弁当が食べたくなったのです。もうパン祭り限界。

 

おかん、ごめん

またお弁当作ってくれへん?汗

 

やっぱりおかんのお弁当は美味しかったです笑

 

 

中学生って周りの友達との違いを気にする時期じゃないですか?

今考えるとホンマに小さいことで良く悩んでたなー。あほらし笑

みんな違ってみんないい。

今ならどのポジションできゅうり出てきても活躍させる!

あー

おかんに感謝。

 

この話を思い出したのには理由があります。

タイ合宿での昼食

この店も(通称、最強チャーハン)

この店も(カオマンガイ)

この店も

 

 

タイ人、きゅうり好きすぎるやろ!!

 

#お弁当 #きゅうり #ポジション #タイ #下島将輝