2019年ツール・ド・北海道

2019年9月6日(金)~9月8日(日)の3日間で開催された、第33回ツールド北海道

今年も無事に終了しました。自身2度目の出場です。

 

レースレポート

 

1日目 184km クイーンステージ

・ステージ45位 ・U-26団体総合2位

KOMを3つ越えるハードなコース、正にクイーンステージ。他にもKOMと数えられてもおかしくないような峠がいくつかあり、初日からハードすぎるコース設定。

レースは序盤にできた10数人の逃げに柴田さんが入り、良い滑り出しとなる。

大きくタイム差が開き、メイン集団で待機するも、連続する2つのKOMに耐えきれずグルペットでゴールを目指す。

初日から十勝岳が牙を向いてきた。。

およそ100km程をグルペットの14~15人で回し、15分遅れでのゴール。

初日で総合争いから脱落。

逃げに乗った柴田さんが狩勝峠で遅れ、魁斗と共にメイン集団でのゴールとなった。

初日を終えた時点で那須ブラーゼンは魁斗と柴田さんのみが総合争いに加えて山岳賞争いに名乗りを上げ、西尾兄弟はU-26団体総合に望みを繋ぎ、下島キャップは落車リタイヤとなった。

 

2日目 170km スプリントステージ

・ステージ34位  ・U-26団体総合3位

柴田さんの山岳賞アップと魁斗の総合アップを狙い、勇人でステージ上位を狙う作戦。

レースは総合逆転を狙った選手が逃げに乗り、初日に優勝したザッカンティ選手率いるNIPPOが集団をコントロール。

4分程で推移していま逃げを捕まえるべく、KOMの度にペースを上げていく。距離が減ると共にドンドン詰まっていくが、8秒差で逃げ切り。しかし総合が逆転されることは無く、第2ステージを終えた。

那須ブラーゼンはメインに残った僕と魁斗でステージ上位を試みたが、経験の無さとスプリント力の無さにより全くもって歯がたたなかった。僕は残り70km程でサドルのメカトラを起こし、腰を上げることすら出来なかった。非常に悔やまれるステージとなった。

 

3日目 180km スプリントステージ

ステージ70位 総合53位 U-26団体総合3位

総合逆転も山岳賞もU-26団体総合逆転も厳しくなり、柴田さん・魁斗・ケイトで逃げを狙い勇人でステージ上位を狙う捨て身の作戦。

ここまで良い走りが出来ていない僕はとにかく逃げに乗ってチャレンジしまくりたいと意気込んでいた。

レースは案の定、激しいアタック合戦。初日や2日目の様には決まらない。NIPPOが逃げを容認せず、中々決まらない。

金華峠と呼ばれる4~5分ほどの峠で力のある選手が抜け出し、力技で逃げを決めるも、右京による強烈な牽引で50km地点程で捕まり振り出しに戻され、そこからはマンセボ選手と木村選手とセントジョージ、増田選手による逃げが発生。

譲選手が増田選手を発射させる瞬間を見て、ワンテンポ遅れてしまいためらったことが悔やまれる。

メインに残った那須ブラーゼンは勇人のステージ上位を目指すべく位置取るが、僕は第3ステージ唯一のKOMで遅れてしまいグルペットゴール。

勇人は21位でのゴールとなった。

 

結果はNIPPOがレベルの違いを見せつける完全優勝という形で幕を閉じた。

U-26団体総合での賞も狙えるかもしれないと思っていただけに実力不足が悔しくてたまらない。

 

岩井監督、郡司メカニック、そして刈屋接骨院から田中マッサー、ステージレースを通してより感謝を感じました。本当に、スタッフあってのレースでした。

そして、遠く北の大地に那須から来て頂いたサポーター。初日がキツすぎて、旗を振って応援して頂いてる姿を見て涙すら出かけましたが、レース中ですのでグッとこらえ、本当に力になりました。ありがとうございました!

 

 

最高の賞を、この北海道の地で、このツールド北海道で。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

西尾憲人

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