6月に入りました。
レースカレンダーを見ると、この6月がシーズンの中で、どれだけ重要な月であるかは一目瞭然です。
明日からのホーム2連戦、そして全日本選手権。

ホームの2連戦は僕らにとって全日本選手権並みの重要なレースだと思ってきました。
もちろん実際には全日本選手権ではないし、UCIレースでもない国内ツアーのたった2戦です。
しかし、このレースが開催される意味は業界的にも小さくないものですし、普段顔を合わせる、チームを取り巻く地元地域の人々が用意してくれたこの舞台は、アジアの片隅のローカルレースでありながら、ブラーゼンに所属する選手にとっては間違いなく世界選手権並みのビッグレースです。
自分が選手だったら、逆に走りたくないくらいのプレッシャーを感じているかもしれません。

改めて、この舞台に関わる全ての人に感謝したいと思います。主催者、スポンサー、ボランティアスタッフ、コース沿線の住民の方々etc…
チームの運営会社からも大会運営に携わるスタッフがいますが、彼らを見ていると、本当に気の遠くなるような膨大な作業と調整を経てレースが開催されていることが分かります。
公道を使ってこの規模のレースをするのは本当に本当に大変で、大会関係者には感謝と尊敬の念でいっぱいです。

 

最高の舞台と、そこに立つチームを監督させてもらえるこの2日間。
不安と、緊張と、ちょっとワクワク。

うん、悪くない人生だ。全力で楽しもう!

 

©YUKIO MAEDA/M-WAVE