修善寺ロードレースが終わった…と思ったらツール・ド・とちぎが始まりそうです。
チームカーの無線取り付けを終え、ライセンスコントロール待ちの時間にブログ書いています。
先日の修善寺ロードレースを振り返ります。
結果から言うと、22位と14位。パッとしませんでした。
日本CSC8㎞サーキットは本当に厳しくて、学生時代のE1と、ツアーオブジャパンで一部走っただけですが、全くいい思い出がありません。
誤魔化しが効かないので、今のチームの実力が、ほぼそのままリザルトになるだろうとは思っていました。
ただ、内容をみればよいところもあります。
柴田は気持ちもすごく入っていたし、2日目はしっかり余裕をもって登れるところを見せてくれました。
欲を言うと、もっと周りを驚かせる走りが出来るはずなのですが、終盤に1人では思い切った走りもしづらいので仕方ないかなとも思います。
もし僕が細かく指示が出せる状況だったとしてもチャレンジさせられなかったと思います。
チームとしては、もう一人登り系がいると少し違うんですが西尾の離脱が痛かったです。
永吉はレースごとにチームでの走りをよく学んでいます。レースに出始めて2年も経っていないのに8㎞サーキットを完走するだけでも驚きなのですが、本当に今年でどれだけ伸びるか楽しみです。
2日目に、逃げに乗った3人(岸、吉田、樋口)は修善寺で誰よりも打ちのめされて帰ってきたことだろうと思います。
他チームと比べても人数は揃えていましたし、多少の連携ミスがあったとしても、誰が見てもハッキリと脚の順番に遅れていった印象です。
さすがにレース後は悔しそうでした。
いいですねえ。これで燃えなかったら男じゃありません。
Jプロツアーが4戦終わった印象は、やはり上位の3チームが強いという事です。
中でも若い選手でここまで戦っているシマノレーシングは、どのチームよりも積極的で前に前に行こうとする姿勢が伝わります。
Jプロツアーが世界に通ずるリーグになるためにはこういうレース姿勢が必要不可欠だと思います。
最後に自分の仕事ぶりなどは無視して、超客観的な意見を書いておきます。
Jプロツアーは今後もっともっと多くの人を惹きつけるレースをしなくては未来がありません。
ヴェントスのトム選手や、ヴィクトワールの白川選手など、単騎で上位チームに挑む素晴らしい選手たちもいますが、ブラーゼンを含め、もっと多くのチームが入り乱れて激しいレースが出来なければ、見ていても面白くありません…。いずれ衰退していくだけではないかと思います。
リーグ、チーム、選手、そして俺! もっともっと頑張れ。
さあ、ツール・ド・とちぎ!
頑張ろう!
日々、最善を尽くすのみです。
※修善寺で清水監督に会いました