もーなんともいえない気持ちになりました

山中慎介選手が倒れている姿を見るのが、本気できつかった。テレビでこんなに胸が苦しくなるのかと…

昨日までの経緯

具志堅用高さんが持つ13連続防衛に挑んだ、昨年8月。山中選手はルイス・ネリ選手に敗れる(プロ初黒星)

そしてその後、ネリ選手にドーピングが発覚(故意ではないという判断に)

WBCから再戦指令。再戦決定

試合前日計量で、体重オーバーのネリ選手。ボクシングは体重別で階級分かれてるので大問題

そして昨夜の試合(敗れた山中選手は引退を表明)

 

体重オーバーの時点で、本来なら戦うこと自体おかしい試合。体重重いとパンチも重くなり、ボクシングは階級別でないと軽い人が圧倒的不利。しかも危険。

テレビは宣伝じゃんじゃんして、沢山の観客がチケットを購入済み。そんな沢山の人とお金が絡んだこの試合で、相手が体重オーバーだから戦うことができません。

って本人から言えるはずがない。

しっかり減量してカリッカリで計量パスして、相手は階級一つか二つ上なぐらい体重あって完全に不利な状況。それでも大声援の中リングに立った時どんな気持ちだったのかと考えるともう…

そんな正義に溢れた山中選手を倒して、大喜びするネリ選手とネリ陣営の人達を見て、

スポーツはこんなにエグいんかって。まじめに生きたもん負けみたいで、後味が最悪でした。

 

選手は心も体も極限の状態。ただでさえ苦しい日々を過ごしているのに、こんな気持ちを味わう必要は無いと思います。

 

リングに立って、ダウンしながらも何度も立ち上がった山中選手、尊敬します。

 

あの勇気に比べると自分って…

もっと頑張らな