こんにちはケイティです。

9/28 まえばしクリテリウムのレースレポート

 

〜レースについて〜

群馬県にある前橋駅近くの交通量が非常に多い大通りにて行われる様々な意味で規模の大きいクリテリウム。初参加だったけど、規模の大きさにかなり驚きました。

コースは3.5km12周。道幅の狭いスタートゴール地点と道幅の広い橋ゾーンが繋がるレイアウト。

那須ブラーゼンとしてはスプリンターのキャップで勝負という一択のみの作戦。

 

〜序盤〜

スタート直後激しく伸びる隊列から弱ペダがアタック、それを入部さんが追走したのにジャンプ。直ぐに捕まるも休む事なく前で展開しているとオールアウト気味になり遅れてしまう。無駄に脚を使ってしまった。。

逃げは無く、マトリックスとBSがコントロール?している状況となる。

 

〜中盤〜

何人か抜け出しを図る選手もいたが強力なコントロールの前には敵わず展開していく。

 

〜ゴール〜

上がりきったペースの中からオーちゃん選手が見事に優勝!!んー強い!!

チームは樋口さんが12位で最先着。僕は64位でした。

距離も短くスピードレースとなるクリテリウムでは今回は逃げが発生することの無い展開となった。

 

自分自身、大きな課題も見えて、次に向けて改善を求めていきます。

 

 

 

 

樋口峻明という男について

 

今シーズン限りで引退というか、昨日のクリテで引退した樋口さんについて書きます。

 

まず、引退レースで今シーズン1番のパフォーマンスを発揮する樋口さん、さすがです。

このレースも走れることが無ければ皆んな、諦めもつくし笑顔で見送れるのにね。

最後にしっかり走れる姿を見せるから惜しまれるし、なんだかもったいないとも感じてしまいます。

 

樋口さんに関わる自転車関係者は「天才」と口を揃えて言います。

余計な一言の天才?走りの天才?TTの天才?どれも当てはまるような、どれも違うような。

僕が樋口峻明を知ったのは高校生の頃です。横浜高校の樋口峻明はTTも速くロードも強く、全国で名を馳せていました。

KINANの山本大喜、SHIMANOの黒枝咲哉、愛三の岡本隼、そして樋口さんがライバルだと語る岡篤志たちに負けず劣らずに。

そんな彼は京産大でもTTを極めていて、トラックでは全国チャンピオンにも。

1年目の昨年は、jプロツアーでも1桁順位を取る程の実力者。

大学時代から彼の凄さは知っていたし、プロ1年目となる2019年のjプロツアーでレベルの高さを感じている僕は、昨年の彼の成績の凄さも知っている。

引退レースでベストパフォーマンスを発揮し、周りの人には天才だと言わしめる選手こそ、本物だと思っていたし、そうであって欲しかった。

しかし彼は引退を選択した。

その、想いの重さは僕には計り知れない。

 

ただ一つ、まえばしクリテリウムでの樋口さんは本当にかっこ良かった。

 

選手生活、お疲れ様でした。

※僕が勝手にイメージした、こんなLINEスタンプあるといいなぁシリーズの樋口さんです。笑

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

西尾憲人

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