昨年の今頃はリハビリに励んでいました。
2019/05/19 宇都宮クリテリウムにて落車。
鎖骨を骨折。
絶望と、自分への失望とで、どうしようも無いくらいにショックだった事を覚えています。
あの時に感じた真っ暗な感情は、コロナ渦の中でレースが見えない感覚とはまるで違います。
チームが支えてくれて、サポーターの皆様を筆頭に応援や心配の言葉を掛けてくれた自転車ファンの皆様、両親、一つ一つの言葉が苦しかった僕を救ってくれたのだと。
あの時の感謝を、忘れることはありません。
有り難い事に、ブラーゼンは社長(ブラーゼンスタッフ含む)が様々な事を模索してくださって、源泉デリバリーやブラーゼンイーツ、そしてブラーゼンZWIFTカップ等のおかげで露出の機会もありますし、レースとしての催し物もあって、選手としてだけでは無くて、人としても気持ちが落ちることは無く、若杉さん始めスタッフや那須地域の方々には心から感謝しております。
「あの時に感じた真っ暗な感情」は僕自身が生み出した負の感情でした。
もしかしたら、今、多くの方がそんな感情に苛まれているのかもしれません。
あの時、支えて貰った恩返しを少しでもできるなら、来たるレースでブラーゼンが活躍できるように、練習も源泉デリバリーもブラーゼンイーツも、誠心誠意努めていきます。
まずは、那須地域から、そして、全国の皆さんへ。
しかし、ZWIFTブラーゼンCUPを見る限りではまだまだ練習不足なので、次戦こそこの悔しさをぶつけてやります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
西尾憲人
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