昨日は雨と強風、さらに霧も出る中の全日本選手権ロード。応援ありがとうございました。
3週間前はスタートラインに並ぶことで精一杯。チームの為には何も出来ず、スタートセレモニーで話した自分のセリフはレース後恥ずかしく選手として情け無く感じた。そんなホームレースで与えられたものは沢山あり、スイッチが入ったそんな2日間だった。
ホーム戦翌日から手術前のトレーニングを再開。突貫工事ではなく、1ヶ月、2ヶ月先を見据えた方向である。身体と相談しながら小さな手応えをつかむ日々。雨の中走る気持ち良さなど、前には無かった発見もあった。
(雨の日のお供。swans 撥水加工クリアレンズ[CLARITEXcoat2]とくもり止め液[DEMIST SPRAY])
そして気づけば全日本選手権。直ぐにやってきた。選手たる者闘う意思はみせたい。3週間前、那須塩原の壇上で言ったセリフをテーマにおいた。
結果は、自分はfinishまで半分も満たない所で終わった。
下島さん、西尾さんと再度合流した後、腰や足の痙攣が始まった。ボトルを背中に入れて前に行ったが、下島さんの位置まで上がることを身体が許してくれなかった。
そして8周あたりで降りることになった。はっきり記憶がない。
(photo by うりこさん)
書き留めると溢れてくる悔しさがある。その中に小さな手応えもまた一つ。
1つだけでもレース展開に戻ってこれた。ブラーゼンに入ったあの時の気持ち も一緒に付いてきた。
また収穫もあった。
それは[w/kg],[rpm],[bpm],をはじめとする数値が全てでは無いことを身をもって体感したこと。学生以来、久々の感覚だった。
コーチングを受けている事もあり客観的にみれる数値も大事。しかし、そんなもんを超える感覚、気持ちをより大切にしたい。
自分がコントロールできる範囲で出来ることは何か。少し手が届くかどうかの位置にあるターゲットはなにか。レースの為に、日々の生活・トレーニングの中で手応えを掴み続けたい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。今週末は東広島ロードレース、ヒロシマクリテリウムです。
応援の後押しが自分を次に向かわせています。ブラーゼンへの応援をよろしくお願い致します!
(スタート前のoxyshot! )