自分の競技人生のターニングポイントに、必ず登場したのは下島さんでした。ブラーゼンのみならず学生時代から大変お世話になりました。
自分は大学4回生で周りは就活。このまま自転車を続けるべきか迷っていた時に、連絡をしたのが下島さんで、そしてブラーゼンへ導いて頂きました。
チームメイトになってからも競技以外の部分でも手が掛かった僕は、、とてもここに書き切れない程、、、キャプテンから学ばさせてもらいました。
あぁっシモジマン人生相談室のツケが,,ッッ
ホームレースで自分があり得ない落車をしてしまった時も、叱られると思いきや猛烈なプッシュで、失敗を次に活かせばいいと。
もちろんダメな事はバシッと伝えて頂き、それが本当の優しさだということに当時22歳の僕は気づきました。
17年前橋クリテリウムの最終周回。マトリックス、シマノ、ブリッツェン等強豪チームが陣取る集団先頭。
単騎でも一桁順位に食い込む下島さんの勇気ある走りは、退路を断つことを背中で表していました。入団1年目だった自分は魅せられ、その瞬間を鮮明に覚えています。
広いこころで、
常に平等に、
真っ直ぐに。
チームをまとめる姿はキャプテンの鏡でした。下島さんにしか出来ない事かもしれない。それでも近付けるように、教えて貰えたこと、チームメイトとして活動出来た事に感謝して胸に留めておきます。
選手生活、本当にお疲れ様でした。